10月23日は二十四節気の「霜降」(そうこう)になります。
この日に、太陽が蠍座に入ります。
前回(10/20)のホロスコープ読みでもそうでしたが、金星がOOBになっています。
今回のホロスコープでは、射手座に金星、1室に木星と、ベネフィック(吉星)が目立つ配置になっています。
ホロスコープを見てみましょう。(2021年10月23日13時51分・東京・プラシーダス)
ホロスコープ作成:Star Navigator | ARI 占星学総合研究所
ASCは水瓶座22度、MCは射手座7度。
チャートルーラーは、天王星で牡牛座14度にあります。
ASC上に木星(水瓶座23度)があります。
金星が赤緯26度台でOOBになっています。
1室に木星、金星がOOBになっていて、吉星が目立つホロスコープです。
ファイナル・ディスポジターを見てみると、射手座金星-水瓶座木星ー牡牛座天王星のループになっているのですが、この3つの星は、このホロスコープで特徴的な星になっているのが興味深いところです。
金星はOOB、木星はASC上、天王星はチャートルーラーになっています。
自分のホロスコープの話で恐縮ですが、私のプログレスのホロスコープでは、今年の9月8日前後に、3歳のころから逆行していた金星が順行に転じています。
まだ順行に転じて間もない時期ですが、ここで金星がOOBになっているのは印象的です。
今後の金星を見てみると、今年11月に山羊座に入り、山羊座内で逆行して、来年3月まで山羊座に滞在する、という特徴的な動きをします。
この特徴的な金星の動きの前に、金星がOOBになっているということです。
この動きをみると、これはただの偶然じゃないないな、という感じがします。
金星が射手座に入ってから、水瓶座の木星が徐々に目立ってきていますが、木星も今年の年末には魚座入りして、魚座の支配星である海王星と副支配星である木星が同時に木星に滞在することになります。
2022年は魚座が強調される年になります。
2022年4月には、魚座でエグザルテーションになる金星も魚座に入ります。
今後の金星、木星の動きをまとめておきます。
2021年
11月5日 金星・山羊座入り
12月19日 金星・逆行開始(山羊座27度から)
12月24日 土星・天王星がスクエア(牡牛座・水瓶座12度)
12月29日 木星・魚座入り
2022年
1月29日 金星・巡行開始(山羊座12度まで)
3月6日 金星・水瓶座入り
4月6日 金星・魚座入り
4月13日 木星・海王星がコンジャンクション(魚座25度)
4月28日 金星・海王星がコンジャンクション
5月1日 金星・木星がコンジャンクション(魚座29度)
今年年末から来年春にかけては、大きな星の動きが多い印象です。
Heiko BehnによるPixabayからの画像