春分は、昼と夜の長さが同じになる日で、夏至に向かって、これから昼の長さが長くなっていきます。
占星術的には、春分の日に、太陽は、12サインの1番目のサインである牡羊座に入ります。
2022年3月21日(0時33分)東京・プラシーダスのホロスコープです。
ホロスコープ作成:Star Navigator | ARI 占星学総合研究所
アセンダントは射手座24度、MCは天秤座13度です。
チャートルーラーは、魚座19度の木星になります。
1室にぎりぎり冥王星が入っています。OOB天体はありません。
ファイナル・ディスポジターを見てみると、水瓶座金星-牡牛座天王星のミューチュアル・レセプションがっできていて、この二つの星は不動宮のスクエアを作っています。
水星、木星、海王星のディスポジターは魚座24度の海王星になっています。
魚座の強調、24度という度数
チャートの特徴としては、まず、魚座に支配星の海王星と副支配星の木星があるということと、木星はチャートルーラー、海王星はディスポジターのひとつになっているという点があります。
アセンダントは射手座24度、魚座24度に海王星があって、海王星はアセンダントとスクエアの位置になっています。
魚座、木星、海王星が強調されているホロスコープといえます。
また、24度という度数ですが、25度はサインの完成度数とされていて、24度はその度数の最高潮を迎える度数とされています。
水瓶座金星と牡牛座天王星のミューチュアル・レセプション
もう一つの特徴は、水瓶座金星と牡牛座天王星がミューチュアル・レセプションになっています。
ホラリー占星術では、レセプションになっている場合、星を入れ替えて読めることになっていて、ミューチュアル・レセプションの場合は、お互いに支配星を交換できる位置になります。
例えば、水瓶座金星と水瓶座火星が3月6日に水瓶座1度でコンジャンクションをつくっていますが、これを火星と天王星のコンジャンクションと読み替えることもできます。
水瓶座の金星は、山羊座、魚座の位置の星とは30度の位置関係になるので、アスペクトを作りません。
現在10星のうち月と天王星を除いて、山羊座、水瓶座、魚座にあるため、水瓶座の金星は、水瓶座の星か、牡牛座の天王星としかアスペクトをつくらないことになります。
3月6日 水瓶座1度で金星と火星とコンジャンクション
3月19日 水瓶座13度の金星が、牡牛座13度の天王星とスクエア
3月29日 水瓶座23の金星と土星とコンジャンクション
となっていて、金星は水瓶座運行中、凶星としかアスペクトをつくらないことになります。また、天王星がそれにからんでいることによって、アクシデンタルな変化という意味合いも読み取ることができます。
以前にトランスファー・オブ・ライトというホラリーの読み方で金星の動きを見た場合のことも記事に書いたので、興味のある方は見てみてください。
自分のホロスコープと重ね合わせて
このホロスコープの特徴をさらにいうと、牡牛座23度でドラゴンヘッドとPOFが重なっているところです。
実は私の火星は牡牛座23度にあります。この火星がドラゴンヘッドとPOFと重なっていて、ここが個人的には気になっています。
牡牛座の火星は、デトリメントという低い品位になります。意味合いとしては、怒りをため込みやすい、という意味合いですが、他方として、しつこいぐらいに粘り強い、という意味合いもあります。
また、双子座10度にセレス、12度にリリス(月の遠地点)があるところも、目をひきました。私の月が双子座10度にあるので、月、セレス、リリスが重なっていて、何か意味があるのかも、と思いました。
2021年に易占をやってみたところ、「火山旅」というものをひきました。
これは次のステージに進む、というような意味合いのもので、何らかの変化を暗示しているのかもしれません。