クロノスとカイロス

西洋占星術のホロスコープ読みを中心とした占いのブログ

2021年10月の星の動き

10月1日(0時0分・東京・プラシーダス)のホロスコープです。

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それぞれの星の位置を確認しておくと、

太陽:天秤座(フォール)
水星:天秤座・逆行
金星:蠍座(デトリメント)
火星:天秤座(デトリメント)
木星水瓶座・逆行
土星水瓶座(オウンサイン)・逆行
天王星:牡牛座(フォール)・逆行
海王星魚座(オウンサイン)・逆行
冥王星山羊座・逆行

現在の星の位置の特徴としては、風のサイン(双子座、天秤座、水瓶座)に星(太陽、水星、火星、木星土星)が5つ入ってる、火のサインには星が入っていない、逆行している星が6個ある、などの点があげられます。

土星海王星がオウンサインにあるのに対して、太陽、金星、火星、天王星が品位の低いサインに入っています。

10月1日に、水星、木星土星天王星海王星冥王星と6つの星が逆行していますが、10月中に、水星、木星土星冥王星の4つの星が順行になります。

 

10月の星の動き

10月 6日20時 5分 新月・天秤座14度
10月 7日 3時28分 冥王星山羊座25度から順行開始
10月 7日20時20分 金星・射手座入り
10月11日11時49分 土星水瓶座7度から順行開始
10月18日15時 7分 木星水瓶座23度から順行開始
10月19日 0時28分 水星・天秤座11度から順行開始
10月20日23時57分 満月・牡羊座24度
10月23日13時51分 太陽・蠍座入り
10月30日23時20分 火星・蠍座入り

 

10月の星の動きの特徴

① 新月と火星が天秤座14度でコンジャンクション

10月は天秤座での新月になります。
この新月図では、火星が新月コンジャンクションになっていて、印象的です。
また、風のサインに、太陽、月、水星、火星、木星土星と6つの星があるので、風のサインの強調と考えることができます。
この新月と火星のコンジャンクションは、牡牛座14度にある天王星とインコンジャクト(150度・不調和を意味する)の位置になります。

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満月は、天秤座の対岸の牡羊座になります。牡羊座24度での満月です。
サインの25度は完成の度数とされていて、24度は、15度でいったん完成したサインの力が16度から20度で試練をうけて、再度最高潮に達する度数とされています。

新月と火星のコンジャンクション牡羊座24度の満月、火星の蠍座入りと、火星を強調しているとみることもできそうです。

サインを移動する星は太陽、金星、火星だけです。
品位の変化を見てみると、
太陽 天秤座(フォール)→蠍座
金星 蠍座(デトリメント)→射手座
火星 天秤座(デトリメント)→蠍座(オウンサイン)
となっていて、火星の品位が一気によくなるのがわかります。

ファイナル・ディスポジターとの関係では、現在、山羊座冥王星水瓶座土星ー牡牛座天王星蠍座金星ー冥王星という流れがありますが、それが、山羊座冥王星水瓶座土星ー牡牛座天王星ー射手座金星ー水瓶座木星天王星になります。

同じループの形ですが、冥王星土星天王星ー金星の形のループが、金星ー木星天王星のループの形に変わります。

 

② 4つの逆行惑星が順行になる

6つある逆行惑星のうち4つが順行になる点も目立った動きといえます。
なんとなく船が出港するようなイメージの動きです。

残りの逆行している星は、天王星海王星になります。
2021年のホロスコープのテーマとしては、天王星土星のスクエアというものがあって、次にスクエアを形成するのは、12月24日です。
12月29日には、木星魚座入りして、海王星木星という魚座のふたつの支配星が入ります。
なんとなく破壊のあとの癒し、というような印象を受ける動きです。
2022年の前半は魚座がテーマになりそうなホロスコープです。

どちらも現在のホロスコープでは、解釈のうえで重要な位置にある星だと思います。

 

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Jung Ryeol LeeによるPixabayからの画像

 

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