プログレスの新月・満月
今回は、プログレスの新月図を見てみたいと思います。
プログレスというのは、生まれてからの1日を1年と見立てて占う方法です。
プログレスで見た時の新月・満月
P1979年／1975年8月7日 20：58 新月・獅子座15度
P1994年／1975年8月22日 4：48 満月・水瓶座29度
P2009年／1975年9月6日 4：19 新月・乙女座13度
P2023年／1975年9月20日 20：50 満月・魚座27度
ルネーション・サイクル
ルネーション・サイクル（月の満ち欠け）で占い方法もあって、私は出生の時の月齢が25で、バルサミック・ムーンという新月の直前になります。
バルサミックムーン生まれの人は、霊的な能力があるとか、大人びている、などの解釈が多いようです。
「占星術の教科書３」（鏡リュウジ著）では、「高い感受性と共感力の持ち主で、人の痛みや喜びをまるで自分のことのように感じることができます」とあって、イメージ的には魚座のような感じです。月齢をサインに直して、サインのようなイメージで読んでみてもいいのかもしれません。
私は太陽は獅子座にあるのですが、12室に太陽があって、チャートルーラーの水星も12室の獅子座にあるので、12室がわりと強調されている感じで、月もバルサミックムーンなので、魚座とか12室とかかわりがあるようにも読めます。
ルネーションで占い場合は、基本的に、満ちていく月は拡大期、進んでいくステージ、欠けていく月は収穫する時期、新しいステージに進んでいく時期、というような解釈をします。
プログレスの新月図（1975年8月7日 20：58）
アセンダント（ASC）は、魚座27度で、MCは射手座28度です。
チャートルーラーは、海王星で射手座10度・9室、木星は牡羊座25度・1室にあります。
1室に木星があります。OOB天体はありません。
ファイナル・ディスポジターを見てみると
天秤座・天王星、冥王星ー乙女座金星ー獅子座水星ー獅子座太陽
射手座海王星ー牡羊座木星ー牡牛座火星ー乙女座金星ー獅子座水星ー獅子座太陽
という流れがあって、どの流れもいったん乙女座金星にまとまって、そのまとまった流れが水星を通して、獅子座太陽にいっています。
トランシットで見てみると、新月は12室です。
月が12ハウスがあるときは、「悲しみと損失の時期」とされています。
だいたい12ハウスは悪い意味になってくるのですが、無理やり前向きに解釈する言葉に変えると、「次のステージに進むための準備期間」とか「ここまで進んできた道のりを振り返る期間」などと表現されています。
ただ、この時期、私は4歳なので、これらの解釈はなかなか無理があります。
次の満月（水瓶座29度）までは、プログレスで4歳から19歳の時期になっています。
この時期にあったことをまとめると、
・親の仲が悪くて、引っ越しを繰り返して、最終的に離婚した
・母がエホバの証人や真光系教団の宗教をやっていた
・広島の生家に引っ越した後は、比較的穏やかで、高校の時は順調だった
・景気もそこそこよかったこともあって、経済的に困ったことはなかった
という感じです。
火星とドラゴンテイルのコンジャンクション
もうホロスコープで目を引くのは、ドラゴンテイルと火星です。
調べてみると、8月10日（プログレスでは1982年）の20時ごろに正確にコンジャンクションしています。
アスペクトを見てみると、この火星とドラゴンテイルのコンジャンクションは、天王星（天秤座29度）とインコンジャクトの位置にあります。
火星と天王星は、「アクシデンタルな変化」という意味になりますが、噛み合わない位置にアスペクトになります。
ドラゴンテイルと火星は、「仲間と争う傾向、一匹狼」「団体の中での論争や闘争」と書かれていて、両方ともあまりいい意味には解釈できません。（「占星学」ルル・ラブア著）
