クロノスとカイロス

西洋占星術のホロスコープ読みを中心とした占いのブログ

2021年8月22日 水瓶座30度・満月

8月20日には、水瓶座の支配星である天王星が逆行に転じ、8月22日は、水瓶座の満月になります。

2021年は水瓶座で2回満月があります。
1回目の水瓶座満月は、7月24日で、水瓶座2度で満月になっています。

水瓶座といえば、昨年(2020年)の12月に、水瓶座1度で、木星土星コンジャンクションしたことが記憶に新しいと思います。
これまで土のサインで起こっていたグレートコンジャンクションが、風のサインで起こり、これから200年ほどは風のサインでグレートコンジャンクションが起こることになるということで、占星術界隈ではその話題ばかりでした。

この7月から8月にかけても,水瓶座に関連した星の動きが多い印象です。

7月24日 水瓶座2度・満月
7月28日 木星(逆行)が魚座から水瓶座に入る
8月20日 天王星が逆行開始
8月22日 水瓶座30度・満月(水瓶座での2回目の満月)

となっています。

グレートコンジャンクションを形成した木星土星水瓶座で逆行しています。

では、ホロスコープを見てみましょう。
2021年8月22日(21時2分)・東京・プラシーダスのホロスコープです。

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ASCは、牡牛座3度。MCは山羊座20度です。
チャートルーラーは金星で、天秤座8度にあります。
1室に天王星があります。OOB天体はありません。

ファイナル・ディスポジターを見てみると、山羊座冥王星水瓶座土星ー牡牛座天王星ー天秤座金星という流れになっていて、ポイントになっている金星に流れが集まっています。
ほかの星を見てみると、乙女座水星の小さな流れがあり、獅子座太陽と魚座海王星は単独で存在する形になっています。

今回のホロスコープでは、チャートルーラーが金星で、ファイナル・ディスポジターも金星になっているので、風のサインである天秤座にある金星が一つの焦点になっています。
金星が支配する牡牛座には、水瓶座支配星の天王星があり、これも水瓶座天王星がを強調する流れと見ることもできます。

アスペクトを見てみると、満月と木星がオーブ3度ほどでコンジャンクションしています。

 

太陽のサビアンシンボル

水瓶座の対向にある獅子座太陽ですが、1回目の水瓶座満月の時は、獅子座2度、2回目の水瓶座満月の時は、獅子座30度にあります。

30度の満月というのは、角度的にも月のルネーションサイクルでも、「満ちる」という意味が強いと思えます。

ただ、獅子座2度のサビアンシンボルはおたふく風邪の症状」というもので、伝染や影響が広がることを意味するシンボルと解釈されています。
それが2回目の満月の獅子座30度で満ちるという解釈もすることができます。

獅子座30度のサビアンシンボルは、「封をされていない手紙」で、一般的な解釈としては、「公開されるメッセージ」というような意味になります。

月のサビアンシンボルを見てみると、
水瓶座2度「予期されなかった雷雨」
水瓶座30度「アーダスの咲いている野原」
というものになっています。

「アーダスの咲いている野原」というサビアンシンボルは神秘的なもので、「サビアンシンボル」(松村潔著)によると、「アーダスの咲いている野原とは、古代バビロンの神秘的な牧場」のことを表しています。」と書かれています。

この部分を読み進めていくと「古代のことを書いた奇書によれば、この花畑とは非常に古い時代に人為的に作られた次元の壁であり、それを通じて古代から未来に至るまでの地球上のすべての人類の根が統合される」と書かれています。

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TilgnerpicturesによるPixabayからの画像

 

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