クロノスとカイロス

西洋占星術のホロスコープ読みを中心とした占いのブログ

【プログレス19日目(1994年)満月図】1975年8月22日(4時48分)

今回はプログレスの満月を見ていきたいと思います。
プログレスでは19歳の時期になる1994年のホロスコープになります。

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ASCは獅子座19度、MCは牡牛座12度です。
チャートルーラーは太陽になります。
1室に太陽、金星があります。OOB天体はありません。

ファイナル・ディスポジターを見てみると、乙女座17度の水星になります。
獅子座太陽は単独で存在する形になっています。
ネイタルでは、太陽にすべての星が集まる流れになっていたのですが、この時期のホロスコープでは、水星が乙女座に移動してしまっているため、獅子座太陽だけが別の系統になっています。

太陽・月のある29度近辺の星を探してみると、かなりいろいろな星があるのがわかります。

牡羊座1度・ベスタ
牡羊座28度・カイロン
牡牛座26度・ドラゴンヘッド
蟹座28度・土星
獅子座29度・太陽
天秤座30度・天王星
蠍座26度・ドラゴンテイル
水瓶座29度・月

特に土星天王星があるのが、注目点かもしれません。
天王星は、太陽とセクスタイル、月とトライン。
土星と月はインコンジャクトの位置になっていて、天王星と親和的な角度、土星とはかみ合わない位置での満月になっています。

プログレスで見ると、土星天王星は私の人生を通じてスクエアが形成されていますが、正確にスクエアが形成されるのは、1975年10月4日(2036年です。

 

サビアンシンボルを見てみると、

月(満月)は、水瓶座29度「さなぎから出てくる蝶」、太陽は、獅子座29度「人魚」、ファイナル・ディスポジターの水星は乙女座17度「噴火している火山」になっています。

サビア占星術」(松村潔著)によると、水瓶座29度「さなぎから出てくる蝶」のところには、「28度(倒され、のこぎりで切られた木)で切り倒された「木」は、これまで依存していた共時的な共感からは孤立しましたが、29度でその孤立したことの精神的な意義が開花しようとしている」、「精神的に仲間との関係に頼っているという生き方を捨てて、一人で自分の可能性を考えようと歩き始めた段階」と書かれています。

獅子座29度の「人魚」は、火のサインである獅子座に、土のサインである乙女座の影響が強く入る度数のようで、獅子座の火を乙女座の土が形として閉じ込めるという意味のようです。
この「人魚」というシンボルの「人」の部分は、乙女座の象徴、「魚」の部分は、「夢の中にある体で、獅子座の主観的な気分を表しています。」と書かれていました。

次に水星の乙女座17度「噴火している火山」は、抑圧してきたものが噴き出す、という度数のようです。

 

 

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jplenioによるPixabayからの画像

 

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