久しぶりのこのシリーズになります。
先日書いた「ホロスコープを動かしながら見ること」の重要性が書いてあったので、自分のホロスコープの進行図を改めてよく見直してみました。
実際、何年に星がサイン移動するかとか逆行から順行に転じるかぐらいまでは把握していたのですが、アスペクトまで全部把握していなかったので、まだまだ詳しく見る部分はあるなあ、と改めて思いました。
特に、2023年はプログレスでもソーラーアークでもアスペクトが多くできて、しかもプログレスで満月になる年になります。
どうもこの辺りで何か大きな動きが・・と自分なりに思ったりしています。
ホロスコープは次のようになります。
ホロスコープ作成:Star Navigator | ARI 占星学総合研究所
満月は魚座27度です。
ASCは牡牛座26度。MCは水瓶座7度。
チャートルーラーは金星(獅子座26度)です。
1室に火星(双子座21度)、OOB天体はありません。
ファイナル・ディスポジターを見てみると、天秤座水星ー獅子座金星ー乙女座太陽のループになっています。
このホロスコープは1975年9月20日のものですが、この近辺の星の動きを見てみると、
9月16日 金星・留
9月17日 土星・獅子座入り
9月18日 金星・順行開始
9月20日 満月・魚座27度
となっていて、動きの多い時期であることがわかります。
満月図では、順行に戻ったばかりの金星がチャートルーラーになっています。
ホロスコープを見て目立つ点は、
・ASC上にドラゴンテイル、DES上にドラゴンヘッドがある
・満月は、遠地点のリリスとほぼ合になっていて、パラスやヴェスタも合になっている
という点かもしれません。
またアスペクトを見てみると、「獅子座1度土星・蠍座1度天王星がスクエア」になっています。
これはちょうど2021年に起こっている水瓶座土星と牡牛座天王星のスクエアに似た形ですが、比較してみると1975年のスクエアは「獅子座土星=デトリメント」「蠍座天王星=イグザルテーション」になっているのに対して、2021年のスクエアは「水瓶座土星=ドミサイル」「牡牛座天王星=フォール」になっています。
いわば、1975年のスクエアと2021年のスクエアは、土星(獅子座→水瓶座)、天王星(蠍座→牡牛座)と、まったく逆の位置で起こっていることがわかります。
また、この1度というのが面白いところで、2020年の木星と土星のコンジャンクションは水瓶座1度、2022年3月に起こる金星と火星のコンジャンクションも水瓶座1度で起こります。
ほかのアスペクトをみると、「天秤座23度水星・牡羊座23度木星(逆行)がオポジション」になっています。
2022年と2023年に形成されるアスペクト、月の位置などをもう一度再確認しておきたいと思います。
プログレス/2022年(1975/9/19)
月:魚座9度から魚座21度を運行(7ハウス)
満月前の月(ギバウスムーン期)
P月・N太陽(獅子座11度)とインコンジャクト
P月・N金星(乙女座12度)とオポジション
P月・N水星(獅子座13度)とインコンジャクト
P太陽(乙女座26度)とN土星(蟹座25度)がセクスタイル(セパレート)
P水星(天秤座21度)とP木星R(牡羊座22度)がオポジション(アプライ)
P水星(天秤座21度)とP火星(双子座20度)がトライン(セパレート)
P金星(獅子座26度)とN木星(牡羊座25度)がトライン(セパレート)
ソーラーアーク/2022年(1975/9/19)
N木星とSR金星のオポジションは、2020年2月ごろ(セパレート)
N海王星とSR木星のオポジションは、2021年11月ごろ(セパレート)
N火星とSR冥王星のオポジションは、2022年7月ごろ(アプライ)
N土星とSR海王星のオポジションは、2022年12月ごろ(アプライ)
N金星とSR土星のコンジャンクションは、2023年11月ごろ(アプライ)