クロノスとカイロス

西洋占星術のホロスコープ読みを中心とした占いのブログ

【プログレス34日目(2009年)新月図】1975年9月6日(4:19)

これまでのプログレスの新月、満月図を振り返ってみると、

P1979年/1975年8月7日 20:58 新月・獅子座15度
P1994年/1975年8月22日 4:48 満月・水瓶座29度
P2009年/1975年9月6日 4:19 新月・乙女座13度
でした。

太陽と月があるハウスを見てみると
P1979年/1975年8月7日 獅子座15度・・12ハウス
P1994年/1975年8月22日 水瓶座29度・・月6ハウス、太陽12ハウス
P2009年/1975年9月6日 乙女座13度・・1ハウス
となっています。

 

プログレス2009年の新月

34年目の2009年は、プログレスの1日1年法で見ると、1975年9月6日になります。
この日の午前4時19分に、乙女座13度で新月になっています。

ホロスコープ(プラシーダス・広島県)を見てみましょう。

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ASCは獅子座25度。MCは牡牛座20度。
チャートルーラーは、乙女座13度の太陽です。
1室に金星、太陽、月があります。1室での新月になります。
OOB天体はありません。

ファイナル・ディスポジターを見てみると、乙女座太陽ー天秤座水星ー獅子座金星(逆行)がループする形になっています。

このホロスコープをみて気づくのは、コンジャンクションが多いな、ということだと思います。
まず、新月なので、太陽と月が乙女座13度でコンジャンクションになっています。
水星と冥王星は天秤座9度で、火星とセレスは双子座12~13度でコンジャンクションになっています。

 

トランシット図で見てみると

ネイタルのホロスコープと重ねてみると、

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この新月が、ネイタルの金星ともコンジャンクションになっています。
もともとネイタルで、双子座10度の月、乙女座12度の金星、射手座10度の海王星のTスクエアがあったのですが、そこに乙女座13度のT太陽、T月、双子座13度のT火星とトランシット天体がTスクエアに被さる形になっています。

水星と冥王星コンジャンクションも印象的です。
占星術の教科書3」(鏡リュウジ著)には、水星と冥王星アスペクトは「真実を見る洞察力」とあり、「真実にかかっていた覆いをはぎ取る時」ともあります。

サビアンシンボルを見てみると、新月の乙女座13度は「政治運動を制圧する強い手」というものになります。

このシンボルは、「サビア占星術」(松村潔著)では、「自分の意志の力で押し切るか、切り捨てることで解決する」「乙女座の一方的な意志の力の行使の頂点」と解説されています。

水星と冥王星コンジャンクションする天秤座9度のサビアンシンボルは「アートギャラリーに掛けられた三人の巨匠」というものになります。

「人生の苦難の乗り越え方について、過去の人人がどう解決したかを読んだり聞いたりして参考にします」と説明されています。
3人の巨匠がいるので、複数の比較する度数といえます。

 

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Willgard KrauseによるPixabayからの画像

 

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