クロノスとカイロス

西洋占星術のホロスコープ読みを中心とした占いのブログ

【18年目】1993年8月2日(15時56分)のホロスコープ

1年おきに自分のホロスコープを、トランシット、プログレス、ソーラーアークで見て行っています。

今回は、高校3年生の夏のホロスコープになります。
この時期は、成績が落ち始めて焦っていたころです。高校2年のころは、全国模試の優秀者に掲載されたりして、さらにもっともっとと進めていたんですが、伸び悩みと焦りを感じ始めていた時期です。

今考えてみると、もうちょっと落ち着いて一つ一つを進めていけばいいだけだったな、と思うのですが、若さと経験のなさというか、今考えてみると、一つ一つが上滑りしているような感じの時期でした。

 

トランシットのホロスコープ

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目を引くアスペクトは、N冥王星とT木星コンジャンクションがあります。
N火星とT火星はトラインN火星とT冥王星オポジションです。
1992年のソーラーリターン、プログレス、ソーラーアークホロスコープでは火星が目立つ位置にありましたが、今回も火星や冥王星アスペクトがあります。

火星と冥王星アスペクトは、「爆発的な力」などと解釈されることが多いです。
占星術の教科書3」(鏡リュウジ著)によると、「冥王星を火星より1オクターブ高い惑星」とする考えもあると紹介されています。「火星を肉体的なパワーとするなら、冥王星は生命の存在の深い層・・根本的なところか変容させる力」と説明されています。
トランシットでも冥王星の動きは遅いので、この時期はかなりの期間、火星ー冥王星アスペクトがあったことになります。

 

 

プログレスのホロスコープ

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プログレスでは、満月を迎えようとしています。
1994年に、水瓶座29度の満月になります。太陽も獅子座28度にあり、そろそろ乙女座にイングレスする時期です。
太陽が乙女座にイングレスするのは、1996年になります。

 

ソーラーアークホロスコープ

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ソーラーアークでは、太陽、水星がある獅子座10度台前半を土星が運行しています。
詳しく見てみると、1990年(中学3年生)にSR土星とN太陽がコンジャンクション、1992年(高校2年生)にSR土星とN水星がコンジャンクションしています。

イメージ的に、運行する土星が、ネイタルの星にアスペクトするときは、あまりいい意味にならない気がしていたのですが、実際にはいい時期だった気がします。

私のネイタルのホロスコープでは、ASCが乙女座で、チャートルーラーが水星なので、その点を考えると、土星は相性の悪い星ではないのかもしれません。
それか、土星は獅子座ではデトリメントという低い品位になるので、獅子座太陽や水星に少ししか影響を及ぼせなかった、とも解釈できます。

ソーラーアークでは、1995年に、水星が乙女座にイングレス、金星が天秤座にイングレスしています。
乙女座水星も、天秤座金星もどちらも品位がよい場所になります。

もう一つは、N月にSR火星がコンジャンクションしています。
SR火星はMC近辺にあります。

今回のホロスコープも、トランシット、プログレス、ソーラーアークともに火星がアスペクトを作っているように見えます。

私のネイタルの火星は牡牛座にあって、デトリメントの場所にあるので、爆発的な力があるものの、力がうまく発揮できない、という解釈もできます。

 

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Larry WhiteによるPixabayからの画像

 

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