ソーラーリターンの日時のトランシット、プログレス、ソーラーアークのホロスコープを1年ごとに見ていく企画です。
今回は10年目(10歳・小学4年生の時期)のホロスコープになります。
出生から小学校入学前までは、広島県
1年生(1982)の時は、愛知県
2年生(1983)の前半は、広島県、後半は愛知県
と今思えば、小学1年と2年のときは、かなりバタバタした生活をしていたのですが、実際はそのころは子供なので、あまり気にならないというか、転校が続くと転校生ということで珍しがられるのが面白くなっていた時期でもありました。
1984年(3年生の時)からは、広島県の生家に引っ越して、そこから2002年ぐらいまでその家に住んでいました。
昭和58年(1983年・小学2年生の時)に親が離婚したので、1982年と1983年は、人生のうちでも変化の大きい時期でした。
ソーラーアークで見ると、1981年に木星が牡牛座、土星が獅子座にイングレスしていているので、大きな変化を暗示していたのかもしれません。
出来事を見てみると、中曽根首相の時期でした。
「GNP1%枠」という言葉がニュースで飛び交っていたのを覚えていますが、どういう意味の言葉なのかは子供だったのでわかりませんでした。
プラザ合意が結ばれた年でもあるので、日本にとっても歴史的な転換点の時期です。
・豊田商事事件
・松田聖子・神田正輝が結婚
・ロス疑惑
・日航機123便墜落事件
・プラザ合意(9月22日)と円高
などで、なんとなくニュースやワイドショーでやっていたのを覚えています。
では、1985年(小学4年生の夏)のホロスコープを見てみようと思います。
トランシットのホロスコープ
生まれてから10年たっているので、大きな惑星もかなり動いてきているのがわかります。
木星 牡羊座25度→水瓶座13度
土星 蟹座25度→蠍座22度
天王星 天秤座29度→射手座14度
海王星 射手座10度→山羊座2度
冥王星 天秤座8度→蠍座3度
1985年でみると、海王星が山羊座、冥王星が蠍座にイングレスしていて、大きな動きだといえます。
この時期は、まだバブル景気になる前で、高度経済成長の終わりの時期でした。
まだまだ昭和の真っただ中でした。
「占星術の教科書3」(鏡リュウジ著)によると、このアスペクトは「楽天的でオープンマインド」という意味になるようです。
太陽は自我、あるべき自分の姿、木星は拡大を意味するので、「自我の拡大」「あるべき自分像の拡大」という意味になりそうで、小学4年生の頃なので、だいたいそういう時期だったなあ、と思います。
学校から帰って友達の家に行ってファミコンでよく遊んでいたのを覚えています。
この時期から大学に入学する1994年ぐらいまでの10年間はわりと静かな時期でした。
プログレスのホロスコープ
プログレスで見ると、1985年は10日目(1975年8月13日)のホロスコープになります。
1984年に水星が乙女座にイングレスして、月が上弦の月になりつつあるところです。
月の満ち欠けでみる占星術では、クレセントムーンの時期で、「ジャンプする前の助走の時期」になるようです。
また月が3ハウスにあるので、コミュニケーション、兄弟などに焦点が当たる時期とされています。
ソーラーアークのホロスコープ
ソーラーアークの動きをみると
1977年 天王星が蠍座にイングレス(エグザルテーション)
1981年 木星が牡牛座にイングレス
1981年 土星が獅子座にイングレス(蟹座デトリメント→獅子座デトリメント)
1983年 火星が双子座にイングエス(牡牛座フォールから抜ける)
という動きで、天王星と火星の品位がよくなっているのがわかります。
次にソーラーアークでイングレスが集中する時期は、1994年と1995年になります。
イングレスで移動する星は、太陽、月、水星、金星という星々で、ミクロコスモスを表す星になります。