今回は、大学に入学した年に夏のホロスコープを見てみたいと思います。
高校時代の模試では高偏差値を次々とたたき出していたのですが、高校3年後半ぐらいから成績が落ち始めて、センター試験の結果もよくなく、第三志望にも入っていない四国の国立大学に行くことになりました。
浪人しようかどうしようか散々迷って行ったのですが、結局大学もあまり面白くなく、仕方なく毎日過ごしていた記憶があります。
高校の時、成績がよかったのですが、結局、これが勉強したいという分野自体があまりなかったのもあります。高校3年生ぐらいで、「これが勉強したい」と決めろ、というのもあまり意味のないことだと最近は思うのですが、「うまく行き過ぎて浮足立ってしまった」というのがうまくいかなくなった原因の一つなのかもしれません。
1994年はまだ景気がものすごく悪いというイメージの時期ではなかったですが、1990年代後半からは銀行がバタバタつぶれたり、アジア通貨危機が起こったりして、日本の没落が決定的になってくる時期でもあります。
トランシットのホロスコープ
トランシットでみると、ネイタル金星にトランシットの土星がオポジションを形成しています。
土星はトランシットでも周期が30年ほどの星なので、影響は大きそうです。
ネイタルの金星にトランシットの土星がアスペクトする場合、金星を土星が圧迫するイメージになります。
ネイタルの土星にも、トランシットの天王星、海王星がオポジションを形成しつつあります。
プログレスのホロスコープ
プログレスでは1994年(1975年8月22日)からは動きが多くなります。
まず水瓶座29度で満月になります。
水瓶座のサビアンシンボルは、「さなぎから出てくる蝶」です。
大学に入学した年で、一人暮らしを始めた時期なので、シンボルとしてはぴったりかもしれません。
1996年には太陽が乙女座に移動します。
ソーラーアークのホロスコープ
ソーラーアークでは、動きが多い時期に突入します。
1995年には水星が乙女座、金星が天秤座にそれぞれイングレス
1996年には太陽が乙女座、月が蟹座にそれぞれイングレスします。
この動きを見てみると、水星、金星、月はそれぞれオウンサインに入っていくことになります。
SR土星は、1990年にN太陽、1992年にN水星とそれぞれコンジャンクションしています。土星がネイタルの星にアスペクトを作るとき、星の動きが圧迫される、という解釈が多いのですが、私の場合は、どちらかというと幸運期だったような気がします。
1994年 プログレスで満月
1995年 ソーラーアーク水星が乙女座、金星が天秤座にそれぞれイングレス
1996年 ソーラーアーク、プログレス太陽が乙女座、月が蟹座にそれぞれイングレス
1997年 ソーラーアーク海王星が山羊座にイングレス
1999年 ソーラーアーク冥王星が蠍座にイングレス
という流れになっています。
John HowardによるPixabayからの画像