２月の１２星座占い

先日、コラム「占星術と１２星座占いの違い」で、試験的に、２月の十二星座占いをやってみたのですが、少し詳しく書き直しました。

２月は水瓶座ステリウム（太陽、水星、金星、木星、土星の水瓶座集中）が特徴になるので、太陽星座と水瓶座ステリウムのあるハウスの関係をもとに見ていきました。
星座によっては、火星との位置関係も重要になってくるようです。

牡羊座

水瓶座ステリウムが１１室になり、夢、希望などに焦点があたります。
大きな夢を描く時期になりそうです。
もともと水瓶座は１１番目のサイン（星座）であり、水瓶座の影響が強く出てきそうな星周りになっています。また、牡羊座と水瓶座ステリウムは、セクスタイルの位置関係にあり、親和的な角度になっていて、影響は穏やかにでそうです。
水瓶座は博愛、平等、友人なども表す星座です。
組織や肩書にとらわれない人間関係のネットワークの構築ができそうな時期です。
逆に言うと、組織に属している「私」ではなく、個人として「私」の力量を試される時期ともいえるかもしれません。
火星が２室にあり、金銭の出入りが激しくなることを暗示していますが、セミセクスタイルという影響の弱い位置関係になります。

牡牛座

牡牛座から見て、水瓶座ステリウムは１０室になります。
１０室は、職業や社会的な地位を示すハウスになりますが、牡牛座と水瓶座はスクエア（９０度）の位置関係になり、衝突を表しています。
社会的に目立つ立場にたつことになる、よくも悪くも周囲の注目が集まる、社会的な責任が重くなる時期と言えそうですが、それに伴う衝突を暗示させる星回りです。
また、火星は１室にあることから、火星の力が強くなる配置になります。
怒りっぽくなりやすい時期になっていることをしめす星回りですので、事故などには注意が必要です。

双子座

双子座から見て、水瓶座ステリウムは９室になります。
９室は、遠い場所、遠くへ行く旅行、哲学、大学等の高等教育を表しています。
また、双子座と水瓶座はトライン（１２０度）の親和的な位置関係なりますので、有意義な旅の時期であることを示しています。この旅というのは、比喩的な意味かもしれません。
何か専門的なことに打ち込む時期になるのかもしれません。
教えを乞うこと、話を聞きに行くことに幸運がある暗示があります。
火星は、１２室にありますが、これは、「自分の心の壁を取り払ってしまう」ことを暗示しています。セミセクスタイルの位置関係になるので、火星の影響は弱いかもしれません。

蟹座

蟹座からみて、水瓶座は８室になり、アスペクトはインコンジャクト（１５０度）になります。
８室は蠍座的な意味合いをもつ場所になってきます。自分以外の人の力を借りる、他人と一体化する、何かを受け継ぐ、生死に関わること時期であることを意味しています。
誰かとの支えあいが重要な意味をもつ時期になりそうですが、アスペクトはかみ合わなさを表しています。支えあいが大事なのはわかっているが、何らかの事情でそうできない、という状況を示しています。
火星は１１室にあり、反骨精神を示す位置にあります。
うまく身近な人と連携しつつ、一方で自己主張もするということがカギになってきそうです。

獅子座

獅子座からみて、水瓶座は７室になり、アスペクトはオポジション（１８０度）です。文字通り、人と対峙する時期になることを示しています。
火星は、１０室になり、チャレンジの時期であることをしめしています。
人との対峙によって、自分の殻を破る、と読める星回りになっています。

乙女座

乙女座からみて、水瓶座は６室になり、アスペクトはインコンジャクト（１５０度）になります。乙女座は６番目のサイン（星座）であり、そこに水瓶座ステリウムがあるので、６室、乙女座を強調しているように見えます。
６室は、雇用、病気、小さな動物を表す場所になりますが、仕事について見直す時期になっています。また、木星、土星もこの位置にあるので、隠れた貢献で周囲の人々を幸せにすることを暗示しています。
インコンジャクトは噛み合わなさを示す度数になりますので、誰かの犠牲になっているという感覚があるかもしれません。ただ、今の時期は、貧乏くじをひけばひくほど幸運が舞い込んでくることになりそうです。
火星は、９室になり、未知の分野に挑戦する時期をあらわしています。火星はトラインの位置にあり、親和的です。

天秤座

天秤座からみて、水瓶座ステリウムは５室になり、アスペクトはトライン（１２０度）になります。喜びを感じられる分野で成長をとげられそうです。
水瓶座の太陽が５室にくることになるので、創造性に焦点があたりそうです。
土星も５室にあることから、長期的な愛や創造性を作り上げていく時期であることを示しています。
好きなこと、喜びを感じることを追い求めることに幸運の鍵がある時期になります。

蠍座

蠍座からみて、水瓶座ステリウムは４室になり、アスペクトはスクエア（９０度）になります。４室は、家庭や母親などを示す場所になります。
４室に木星があることになるので、自分の居場所、自分の世界が広がる、という意味をもちます。土星も４室にあるので、身内の人に身近な人に愛情を傾けることが幸運の鍵になりそうです。
４室がスクエアの関係にあるので、身内との衝突を意味する場合もあります。
火星は７室と水瓶座ステリウム４室がスクエアにあることを考えると、パートナーとの激しい喧嘩があるかもしれません。
激しく意見をぶつけ合いながらも、お互いへの理解を深めていく時期になるかもしれません。

射手座

射手座からみて、水瓶座ステリウムは３室になります。角度は、セクスタイル（６０度）という親和的な角度になります。
３室は、通信、コミュニケーション、知性、兄弟姉妹を表しています。
コミュニケーションが活発、知性が成長する、ということを示しています。
土星も３室に入ってくることから、基礎からじっくりと知識を身につけることになりそうです。
火星は６室で、インコンジャクト（１５０度）の位置関係になります。
自分の仕事や、やらされていることがあるなら、再検証する時期になりそうです。