2022年の年運
テレビなどで時々星座別の年運の特集をやっていたりします。
私が見た占いの話なのですが、1位が魚座でした。
2022年は魚座に木星と海王星が滞在するということで、魚座が強調される年になります。また、4月には魚座でエグザルテーションになる金星も魚座に入ります。
2022年前半はまさに魚座に焦点があたる時期になっています。
ちなみに、2位、3位は、蟹座、蠍座で水のサインが入っていました。
金星、木星、海王星、水のサインが強調される時期になります。
一番年運が悪いのが獅子座になっていましたが、これ魚座とインコンジャクト(150度)の位置で、土星が滞在する水瓶座とオポジションになるからだと思います。
2月1日(14時46分)・水瓶座新月
ホロスコープ作成:Star Navigator | ARI 占星学総合研究所
ASCは蟹座14度、MCは魚座28度です。
チャートルーラーは月で、水瓶座13度。
今回の新月は、ASCが蟹座なので、新月がチャートルーラーになっています。
火星(山羊座6度)がOOBになっています。
火星は山羊座でエグザルテーションで、しかもOOBなので力が強そうです。
ファイナル・ディスポジターを見てみると、山羊座金星-水瓶座土星-牡牛座天王星の流れはまだ変わっていません。
新月が土星と重なっているとか、天王星とスクエアになっているというのもあるみたいです。
ホラリー占星術のやり方で見てみると
今回は、趣向を変えて、ホラリー占星術のやり方で、水瓶座月の動きを見てみました。
(詳しいやり方は、いけだ笑み先生の「ホラリー占星術」という本に書いてあります。中上級者向けの本です。ホラリー占星術の本の中では一番お勧めできる本です。)
月が水瓶座に入るのは、1月31日の18時44分で、ホロスコープが次のようになっています。
度数だけで見てみると、
5度 火星
8度 木星
11度 天王星
12度 金星
12度 太陽
16度 土星
22度 海王星
26度 水星
27度 冥王星
となっています。
このうち、セミセクスタイル(30度)やインコンジャクト(150度)は、いわゆる見えない場所になるので、アスペクトから外してみてみます。
今回は山羊座と魚座に星が集中していますが、水瓶座からはセミセクスタイルの位置になります。
なので、月がアスペクトを作る星は、次のようになります。
11度 牡牛座天王星(スクエア)
12度 水瓶座太陽(コンジャンクション)
16度 水瓶座土星(コンジャンクション)
つまり、水瓶座の月がアスペクトをとる星は、この三つだけだ、ということになります。
先日、ブログでご紹介したトランスファー・オブ・ライトの見方で見ると、月は天王星の光を太陽に私、そのあと土星に太陽の光を運ぶということになります。
今回は、新月の直前にブログを作っているので、ほかの占い師の方の新月の記事を読んだりした後につくっていますが、新月が天王星とスクエア(オーブ1度)になっていて、その光を土星に届けることから、社会の変革や組織の変革の意味合いで解釈している方が多いように思いました。
水瓶座13度は、「バロメーター」というシンボルになります。
バロメーターは何かを計測していることから、動的なものに対する「観察」や「変化」などを表していると考えられます。
また、OOBでエグザルテーションになっている火星は山羊座6度です。
山羊座6度は「暗いアーチのある小道と底にひかれた10本の丸太」というものです。
松村潔先生の「サビアン占星術」という本によると、この10本の丸太とは4度(大きなカヌーに乗りこむ一団)で、敵陣に乗りこんで戦ったインディアンの死体かもしれない、としています。
さらに、「結束を作り出すには、犠牲となるものが必要」とされていて、結束を作り出すための自己犠牲という解釈もあるようです。