クロノスとカイロス

西洋占星術のホロスコープ読みを中心とした占いのブログ

吉凶がはっきりでる占いの良し悪し

奇門遁甲の無料占い

先日、奇門遁甲の無料占いをやります。という記事を書いて投稿したのですが、希望された方が一人しかいらっしゃいませんでした(笑)

前段に、3分の2ぐらいは凶になります、と書いたのが悪かったのかもしれません。
奇門遁甲の無料占いは、終了とさせていただこうと思います。

ただし、奇門遁甲の命理はかなり当たります。

私は、「清泉蓮花」というのになります。「清く澄んだ泉に蓮の花が開いている象」です。いかにも良いイメージがもてます。
さらに読み進めていくと、「大恋愛が運命づけられている」とあり、恋愛とか異性との出会いとかいうのが意味のひとつになる命理です。
ほかの占術で比較してみても、西洋占星術では1室に金星があるとか、インド占星術で見ると月がローヒニーにあるとか、いうのになり、これは見た目がいいとか、異性に好かれやすい、というような意味合いを持つようで、奇門遁甲の「清泉蓮花」と似たものになります。

ほかにも、こういう例がありました。
以前に、第三セクターの法人の経理責任者をやっていたことがあるのですが、そこの組合は、私が入る数年前に、粉飾決算をやったことがばれて、入札に参加できなくなり、巨額損失を生じさせたところでした。

で、その組合の設立年月日の命理を見てみると、「助鬼傷身」というものでした。
これを小野十傳先生の「奇門遁甲入門」で見てみると、「身を傷つけて鬼を助ける象」とあり、「不正を働く気持ちが芽生え、将来を崩壊させかねない」とあります。

これを見るともう完全にぴったりその通りの組織だったので、びっくりした思い出があります。

 

 

東洋と西洋の占術のちがい

最近思うのは、東洋の占術を使って思うのは、吉凶がはっきりでる占術の良し悪しです。

西洋占星術でも、オポジションやスクエアは、効果が激しく出るとか、悪い意味で起こるというような解釈が多いのですが、どちらかというと、吉凶はマイルドにでます。

たとえば、オポジションやスクエアの効果がでたとしても、それを乗り越えることで人間的に成長できるのだ、というような解釈もあったりします。

なので、占術上の「凶」を避ける、というような発想ではないんです。

ところが、東洋仙術は、吉凶が〇×ではっきりでます。
方位でみると、今日はこちらの方位は×だが、こちらは〇。
さきほどの命理も、吉なのか凶なのかがはっきりでます。

なので、行動に大きな影響を与えます。たとえば、今日は東が凶だったなと思うと、東に遠出するのを延期したりします。

吉凶がはっきりでるというのは、行動の指針を占いがはっきり決めてくれるのである意味楽ではあるのですが、影響されすぎると、占いに行動を支配されてしまうことにもなりかねないのです。

時々、「占いの影響が大きくなりすぎないように」というようなことを書いておられる占い師の方もおられて、どういう意味なのかがわからなかったのですが、ああ、こういうことなのだなあ、と思いました。

 

f:id:kondatetanaka:20211209104849j:plain

にほんブログ村 その他趣味ブログ 占星術へ
にほんブログ村