11月19日は、牡牛座の満月になります。
この日の月は、部分月食になります。
令和 3年(2021)暦要項 日食・月食など - 国立天文台暦計算室
ホロスコープ作成:Star Navigator | ARI 占星学総合研究所
牡牛座28度で満月になります。
ASC双子座22度、MC魚座1度
チャートルーラーは水星で、蠍座22度
1室に星なしで、金星が赤緯26度台でOOBです。
ファイナルディスポジターをみてみると、山羊座金星ー水瓶座土星ー牡牛座天王星のループになっていて、魚座海王星だけが別になっています。
蠍座28度ー牡牛座28度の満月の軸は、私のネイタルのドラゴンポイントの軸と同じになります。プログレスでは、金星が逆行から順行に転じてきている時期に、満月がドラゴンポイントと一致しているのは、なかなか面白いと思いました。
サビアンシンボルを見てみると、月のある牡牛座28度は「成熟したロマンスに胸躍らせる女」、太陽のある蠍座28度は「自分の領土に近づく妖精たちの王」です。
松村潔先生の「サビアン占星術」では、360度を30度で区切ると12分割になりますが、28度で区切ると13分割になると書いてあります。
この12度と13度の違いですが、12分割には「空間的環境に幽閉される」、13分割には、「環境からの脱出口が見える」という意味になるのだそうです。
なので、28度という度数は、「枯れつつある中に新しいチャンスが持ち込まれる」という意味になるのだそうです。
牡牛座28度でみると、27度「ビーズを売るインディアンの女」が牡牛座的な、物売りの商売から新しい関係を見つけて、28度「成熟したロマンスで求められた女」につながっていくと書かれています。
蠍座28度もなかなか解釈が難しいです。
同じく松村先生の「サビアン占星術」によると、蠍座は自らにないものを外部に見つけ出してそれと一体化することで補う性質がありますが、28度では、その蠍座の性質から抜け出すことになるので、その外部に依存する性質から独立することがテーマになってくるのだそうです。
次の射手座では、内面の「火」の力として自分の理想の世界を構築することを意味しているのだそうです。
私のドラゴンポイントなので、何回も読んでいるのですが、今回は少しだけ理解できたような気がしました。少し解釈が難しい度数だと思います。
この日の満月は、月食をともなっているため、運命的な意味合いもありそうです。