現在使われている太陽歴は、グレゴリウス暦というもので、もとはユリウス暦という紀元前45年に、ユリウス・カエサルが制定した暦を修正したものです。
その前にローマで使われていた暦を調べてみると、紀元前745年に制定されたロムルス歴といものなのだそうです。
wikipediaの情報によると、この暦は月が10か月あり、残りの61日と数えいていたようです。
3月 MARCH
MARS、火星、春分点、牡羊座(支配星火星)の起点。最初の月。
4月 APRIL
アフロディーテ(ローマ神話のビーナス)、金星、牡牛座(支配星金星)の起点。2番目の月。
5月 MAY
マイヤ、ヘルメスの母、双子座(支配星水星)の起点。3番目の月
6月 JUNE
ローマ神話ユーノ(ギリシャ神話のヘラ)、ユピテル(ギリシャ神話のゼウス)の妻、蟹座(支配星月の起点)。4番目の月
7月 JULY
ユリウス・カエサル(共和政ローマ末期の政治家)のユリウス(Julius)からとられた。カエサルは、ラテン語の5(quinque)クインクエ、占星術のクインカス(360÷5=72)。ちなみに春分点は72年で1度ずれる。72×360=25920年(プラトン年)で春分点が1周して元の位置に戻るといわれている。夏至、獅子座(支配星太陽)の起点。5番目の月。
8月 August
アウグストゥス(ローマ帝国初代皇帝)からとられた。乙女座(支配星水星)の起点。6番目の月。
9月 September
7番目の月。ラテン語の第7をあらわす「septem」が由来。
10月 October
8番目の月。ラテン語の第8をあらわす「octo」が由来。
11月 November
9番目の月。ラテン語の第9をあらわす「novem」が由来。
12月 December
10番目の月。ラテン語の第10をあらわす「decem」が由来。
1月 January
11番目の月。ローマ神話の出入り口、扉の神ヤヌス(Janus)が由来。ギリシャ神話にはヤヌスに相当する神はいない。
2月 February
12番目の月。ローマ神話の月の神、フェブルウス(Februus)が由来。のちにプルトー(ギリシャ神話のハデス)と同一視される。