クロノスとカイロス

西洋占星術のホロスコープ読みを中心とした占いのブログ

2021年9月15日 火星・天秤座入り

9月11日は、火星が天秤座に入ります。
今年に入ってから、太陽から火星までの星がかなり近い位置にいることが多いので、大きな惑星との関係では、連続してアスペクトを形成してくることが多いです。

現在の星の位置を見てみると、
金星・・蠍座
水星、火星・・天秤座
太陽・・乙女座
となっています。

現在の大きな星の位置を見てみると、
木星・・水瓶座25度・・天秤座とトライン
土星・・水瓶座8度・・天秤座とトライン
天王星・・牡牛座15度・・蠍座オポジション
海王星・・魚座22度・・乙女座とオポジション
冥王星・・山羊座25度・・天秤座とスクエア、乙女座とトライン

なので、順番からすると、
① 乙女座/海王星オポジション冥王星とトライン
② 天秤座/土星木星とトライン。冥王星とスクエア
③ 蠍座天王星オポジション海王星とトライン
というアスペクトを、太陽から火星までの星が次々に形成していきます。

9月11日に金星は蠍座に入っているので、金星が天王星オポジション海王星とトラインというアスペクトをつくりますが、火星は天秤座に入ったので、土星木星とトライン、冥王星とスクエアをつくっていきます。

ホロスコープを見てみましょう。(9月15日9時16分)

 

 

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ASCは蠍座10度。MCは獅子座16度。
チャートルーラーは冥王星で、山羊座25度にあります。
1室に星はありません。月が赤緯25度台後半でOOBになっています。

ファイナル・ディスポジターを見てみると、山羊座冥王星水瓶座土星ー牡牛座天王星蠍座金星ー冥王星という形のループになっています。
魚座海王星だけは単独で存在しています。

先日、蠍座入りした金星との関係でみると、蠍座金星ー天秤座火星のミューチュアル・レセプションの関係になっています。

この火星の天秤座イングレス図を見てみると、ASCは蠍座(火星が副支配星)、チャートルーラーは山羊座冥王星冥王星は火星の1オクターブ高い星)、月は山羊座8度(火星は山羊座でエグザルテーション)でOOBになっていて、火星に注目が集まっている流れのように見えます。

火星の天秤座での動きを見てみると、

9月26日 逆行中の土星水瓶座8度)とトライン
10月8日 太陽(天秤座16度)とコンジャンクション
10月10日 逆行中の水星(天秤座17度)とコンジャンクション
10月19日 順行に戻ったばかりの木星(天秤座23度)とトライン
10月22日 冥王星山羊座25度)とスクエア
10月30日 オウンサインの蠍座に移動

という形になっています。

天秤座では、火星と土星というアスペクトから始まって、最後に火星と冥王星という組み合わせで、とても力が強そうなイメージです。
また、10月18日に木星が順行に戻りますが、その次の日に火星とトラインを形成します木星は拡大を意味するので、闘志の拡大などと解釈できそうです

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adrian schüpbachによるPixabayからの画像

 

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