9月11日は、火星が天秤座に入ります。
今年に入ってから、太陽から火星までの星がかなり近い位置にいることが多いので、大きな惑星との関係では、連続してアスペクトを形成してくることが多いです。
現在の星の位置を見てみると、
金星・・蠍座
水星、火星・・天秤座
太陽・・乙女座
となっています。
現在の大きな星の位置を見てみると、
木星・・水瓶座25度・・天秤座とトライン
土星・・水瓶座8度・・天秤座とトライン
天王星・・牡牛座15度・・蠍座とオポジション
海王星・・魚座22度・・乙女座とオポジション
冥王星・・山羊座25度・・天秤座とスクエア、乙女座とトライン
なので、順番からすると、
① 乙女座/海王星とオポジション、冥王星とトライン
② 天秤座/土星・木星とトライン。冥王星とスクエア
③ 蠍座/天王星・オポジション、海王星とトライン
というアスペクトを、太陽から火星までの星が次々に形成していきます。
9月11日に金星は蠍座に入っているので、金星が天王星とオポジション、海王星とトラインというアスペクトをつくりますが、火星は天秤座に入ったので、土星、木星とトライン、冥王星とスクエアをつくっていきます。
ホロスコープを見てみましょう。(9月15日9時16分)
ASCは蠍座10度。MCは獅子座16度。
チャートルーラーは冥王星で、山羊座25度にあります。
1室に星はありません。月が赤緯25度台後半でOOBになっています。
ファイナル・ディスポジターを見てみると、山羊座冥王星ー水瓶座土星ー牡牛座天王星ー蠍座金星ー冥王星という形のループになっています。
魚座海王星だけは単独で存在しています。
先日、蠍座入りした金星との関係でみると、蠍座金星ー天秤座火星のミューチュアル・レセプションの関係になっています。
この火星の天秤座イングレス図を見てみると、ASCは蠍座(火星が副支配星)、チャートルーラーは山羊座冥王星(冥王星は火星の1オクターブ高い星)、月は山羊座8度(火星は山羊座でエグザルテーション)でOOBになっていて、火星に注目が集まっている流れのように見えます。
火星の天秤座での動きを見てみると、
9月26日 逆行中の土星(水瓶座8度)とトライン
10月8日 太陽(天秤座16度)とコンジャンクション
10月10日 逆行中の水星(天秤座17度)とコンジャンクション
10月19日 順行に戻ったばかりの木星(天秤座23度)とトライン
10月22日 冥王星(山羊座25度)とスクエア
10月30日 オウンサインの蠍座に移動
という形になっています。
天秤座では、火星と土星というアスペクトから始まって、最後に火星と冥王星という組み合わせで、とても力が強そうなイメージです。
また、10月18日に木星が順行に戻りますが、その次の日に火星とトラインを形成します。木星は拡大を意味するので、闘志の拡大などと解釈できそうです
adrian schüpbachによるPixabayからの画像