クロノスとカイロス

西洋占星術のホロスコープ読みを中心とした占いのブログ

2021年11月の星の動き

11月1日(0時0分・東京・プラシーダス)のホロスコープです。

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それぞれの星の位置を確認しておくと、

太陽:蠍座
水星:天秤座
金星:射手座
火星:蠍座(オウンサイン)
木星水瓶座
土星水瓶座(オウンサイン)
天王星:牡牛座(フォール)・逆行
海王星魚座(オウンサイン)・逆行
冥王星山羊座

11月は、2021年で最も特徴的な動きの一つである「金星の山羊座滞在」が始まります。
金星は、11月5日に山羊座に入り、12月19日に山羊座27度(サビアンシンボル「山の巡礼」)から逆行開始、2022年1月29日から山羊座12度(サビアンシンボル「講義する自然学徒」)から巡行を開始し、2022年3月6日に水瓶座に移動します。
2021年11月5日から2022年3月6日まで山羊座に滞在するので、およそ4か月の滞在になります。
また、11月1日時点で金星はOOBになっていますが、山羊座入りした直後の11月7日に赤緯が最高になり、大変特徴的な動きになるといえます。
また、金星は、ファイナル・ディスポジターを決めるうえで、キーポイントになる位置になっていて、大変興味深い動きにもなります。

山羊座の支配星である土星と金星の組み合わせは、「老人と娘」のような組み合わせで解説されていることもあります。

 

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出典:国立天文台編「歴象年表・令和3年」

 

11月の星の動き

11月 5日 6時15分 新月蠍座13度
11月 5日19時43分 金星・山羊座入り
11月 6日 7時33分 水星・蠍座入り
11月19日17時57分 満月・牡牛座28度(月食
11月22日11時34分 太陽・射手座入り
11月25日 0時34分 水星・射手座入り

特徴的なのは、金星の山羊座入りですが、そのほかの星の動きは少なめです。

 

11月の主なアスペクト

11月 5日 蠍座太陽・牡牛座天王星 オポジション(13度)
11月11日 蠍座火星・水瓶座土星 スクエア(8度)
11月13日 蠍座太陽・魚座海王星 トライン(21度)
11月18日 蠍座火星・牡牛座天王星 オポジション(13度)
11月29日 蠍座火星・魚座海王星 トライン(21度)

蠍座を運行中の太陽と火星に注目してアスペクトをまとめてみました。
太陽、火星ともに、水瓶座土星とスクエア、牡牛座天王星オポジション水瓶座木星とスクエア、魚座海王星トラインの順にアスペクトを形成していきます。

全体的にハードアスペクトが目立ちますが、海王星とはソフトアスペクトになります。

 

自分のホロスコープとの関係

今月からの金星の山羊座での滞在に私は注目しています。
以前から、1年おきにプログレスとソーラーアークを見ていくシリーズでホロスコープを作っているのですが、2021年のホロスコープには、プログレスで金星が逆行から順行に転じるという、特徴的なことが起こります。

 

① プログレス金星が逆行から順行

まず、2021年の私のホロスコープを、プログレスで見ると、金星が逆行から順行に変化します。プログレスで、星が順行、逆行の転換がある時期は、人生の転機となりやすいのだそうです。

プログレスの金星を詳しく見てみると、金星は生後3日目である1975年8月6日(13時48分・プログレスでは1978年を意味する)に乙女座12度から逆行を始めます。この金星逆行は、私のプログレスでの最初の星の動きです。

2021年は、生後46日目の1975年9月18日になり、この日の10時8分に金星が獅子座25度25分から順行に転じます。

 

② プログレ土星が獅子座にイングレス

この動きは2020年(プログレスでは生後45日目になる1975年9月17日)になりますが、土星が獅子座にイングレスするという特徴的な動きになります。

 

③ ソーラーアークの動き

2021年 SR月とN土星コンジャンクション
2022年 SR木星とN月がコンジャンクション
2023年 SR金星とN天王星コンジャンクション
2023年 SR土星とN金星がコンジャンクション
2023年 SR海王星とN土星オポジション

 

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Sergei Tokmakov Terms.LawによるPixabayからの画像

 

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