クロノスとカイロス

西洋占星術のホロスコープ読みを中心とした占いのブログ

【15年目】1990年8月2日(22時22分)のホロスコープ

自分のホロスコープの1年ごとのソーラーリターンの日時のトランシット、プログレス、ソーラーアークという三種類のホロスコープを見ていく企画です。
今回は1990年で、中学3年生の夏のホロスコープになります。
さいころや小学校の記憶はおぼろげながらある感じですが、中学3年生のころの記憶はわりとしっかり残っているので、ホロスコープを見るのもなかなか楽しくなってきました。

出来事から先に確認していくと、1990年は湾岸戦争イラクが突如クウェートに進行して、アメリカがイラクに反撃した戦争)のあった年です。
景気もそんなには悪くなくて、まだバブル末期という感じだったと思います。

ニュースサイトを見てみると、1990年には日経平均は2万円を割り込んでいたみたいで、1989年に39,000円だった日経が1年のうちに50%近い下落をしたことになります。

【図解・社会】平成を振り返る、1990年10大ニュース:時事ドットコム

 

トランシットのホロスコープ

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外円を見てみると、土星天王星海王星山羊座に集まっています。
ネイタルとの関係で見てみると、N土星とT木星コンジャンクションになっています。
木星の公転周期は約12年なので、12年に1度の星位になります。

占星術の教科書3」(鏡リュウジ著)を見てみると、このアスペクト「社会への取り組み方が変わる」アスペクトと書かれています。
ネイタルの土星に対して、木星アスペクトを形成するときは、「社会の中で厳しいと感じていた面が緩和される」時期になるようです。
前回の時期(1989年)でも書いたのですが、中3の時期は急に成績が伸びた時期だったので、このアスペクトは当たっていると思います。

T木星が蟹座25度にくる時期を調べてみると、
1978年8月・・3歳ぐらいのころ
1990年8月・・中学3年生で成績が急に伸びた時期
2002年8月・・大学編入後4年生の時期で公務員試験に合格した時期
2014年6月・・建材リース会社に転職後2年目
2026年6月ごろ

振り返ってみると、確かに転換点になっているような気がしますが、2014年6月の時期はとても大変な時期で、「厳しさが緩和された時期」なのかどうかはちょっとわかりません。もっと大きな時間軸で見ていくと評価が変わっていくのかもしれません。

 

逆に、N木星に対して、T土星アスペクトを形成すると、「自分が得意としていたこと、恵まれていると感じていたことにブレーキがかかる」時期とされています。
土星は公転周期が約30年なので、30年に1度の星位になります。

この時期を調べてみると、

1998年5月ごろ・・父の会社(自動車設計の会社)にいたころ
2028年3月ごろ

1998年の時期を振り返ってみると、父の会社の経営状態が本格的に悪くなってきている時期と重なっているような気もします。

 

プログレスのホロスコープ

 

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この時期のプログレスで特徴的だなと思ったのは、金星と水星の関係です。
1989年から90年の間に、P水星と逆行してきたP金星がコンジャンクション(乙女座10度)して、1990年から91年にかけては、P水星とN金星がコンジャンクション(乙女座12度)しています。
つまりP水星は、P金星とN金星ともコンジャンクションを形成する時期です。
占星術の教科書3」によると、このアスペクトは「華やかなコミュニケーション」とされていますが、私の場合は「知識を得る楽しみ」というような時期になったのかもしれません。

サビアンシンボルを見てみると
乙女座10度「影の向こうを覗く二つの頭」
乙女座12度「ベールをはずされた花嫁」
になっています。

サビア占星術」(松村潔著)によると、乙女座10度は「限界を突破して先へ進もうとすると、自分の意識が存在しうる極限の無の領域に到達します。・・自己の意識そのものが成立し得ない空虚の領域に触れることになります。」と書かれていて、イマイチ意味が分かりませんでした。

 

ソーラーアークホロスコープ

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ソーラーアークでは、SR土星がN太陽とコンジャンクションを形成しています。
ネイタルの星に土星アスペクトするときは、あまりいい意味に解釈しづらいのですが、「次のステージへ進むテストのような時期」と解釈されていました。

 

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KanenoriによるPixabayからの画像

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