クロノスとカイロス

西洋占星術のホロスコープ読みを中心とした占いのブログ

2021年7月12日 水星・蟹座入り

7月12日には、水星が蟹座入りします。
各星の位置を確認しておくと、

太陽ー蟹座
水星ー蟹座
金星ー獅子座
火星ー獅子座
木星魚座
土星水瓶座

となっていて、木星土星はドミサイル(オウンサイン)になっています。
また、海王星魚座でドミサイル、天王星は牡牛座でフォールになっていて、大きな惑星に特徴があります。
大きな惑星は、時代の流れや時代の価値観を象徴しています。

水星は、水のサインでは調子があまり良くないとされています。
水星が蟹座入りする前の動きを見てみると、
5月4日 双子座入り
5月30日 双子座で逆行
6月23日 双子座で順行
7月12日 蟹座入りとなっています。

今年の水星逆行はすべて風のサインで起こるのですが、風のサインの次は水のサインがあるので、今年の水星は、「風のサインで逆行→風のサインで順行→水のサイン入り」という流れが共通しています。

では、2021年7月12日5時33分(水星蟹座イングレス図・東京・プラシーダス)を見てみましょう。

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作成:Star Navigator | ARI 占星学総合研究所

アセンダントは獅子座1度、MCは牡羊座20度です。
チャートルーラーは蟹座20度の太陽です。
1室に月、金星、火星があります。OOB天体はありません。

ファイナルディスポジターを見てみると、山羊座冥王星水瓶座土星ー牡牛座天王星ー獅子座金星ー蟹座太陽ー獅子座月となっています。
蟹座太陽と獅子座月がミューチュアル・レセプションの状態になっています。(太陽と月はミーチュアルレセプションっていうんだろうか。。)

以前から書いている水星と海王星の軸は一旦解消されて、蟹座水星は太陽と月の系列に入っています。魚座の星はその列とは別になっている状態です。

アスペクトを見てみると、
アセンダントと水星、木星はそれぞれ獅子座、蟹座、魚座の1度から2度にあって、アスペクトを形成しています。
水星ー木星 水のトライン(知性の広がり)
木星-ASC インコンジャクト
となっていて、水のサインでの「知性の広がり」というのは、少しかみ合わない感じがします。
木星ーASCは「幸運の後押し」というような意味合いですが、これもインコジャクトの関係です。

魚座海王星木星が、全体とは違う動きになっている感じがします。

特に魚座海王星は、魚座24度にあります。
25度がサインの完成度数で、その1度手前になっています。

sutakuro.com

 

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PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像

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