7月22日に太陽が獅子座入りしたあと、23日は東京オリンピックの開幕式があって、24日の午前中に、水瓶座2度で満月になります。
今回の満月のホロスコープを見てみると、天頂(MC)に太陽があって、天底(IC)に月がある形になっています。
7月24日11時37分(東京・プラシーダス)のホロスコープです。
作成:Star Navigator | ARI 占星学総合研究所
ASCは天秤座26度、MCは蟹座29度です。
チャートルーラーは金星で、乙女座3度にあります。
1室に星はありませんが、月がOOBになっています。
ファイナルディスポジターを見てみると、山羊座冥王星ー水瓶座土星ー牡牛座天王星ー乙女座金星ー蟹座水星ー月という流れができていて、その月は水瓶座2度にあります。
なので、牡牛座天王星ー乙女座金星ー蟹座水星ー水瓶座月のループになっています。
獅子座太陽ー獅子座火星、魚座海王星ー魚座木星は、大きなループからは外れた形になっています。
このホロスコープで一番目立つ星を考えてみると、OOBになっていて、ディスポジターを決める際に鍵になっている「水瓶座の月(満月)」といえるかもしれません。
満月は満ちる月ということで、一つの到達点という意味もあります。
アスペクトや度数を見てみると、獅子座太陽、水瓶座月、乙女座金星、魚座木星(逆行)がサインの最初の度数にあります。
太陽ー月、金星ー木星がオポジションになっていて、その二つの軸が30度・150度の角度をとっています。
太陽は天頂の近くでで獅子座2度、天頂(MC)は蟹座29度です。
蟹座29度は、昨年2020年の春分のASC、夏至のASC、2回目の蟹座新月などあらわれた度数でした。
サビアンシンボルは「双子の体重をはかるミューズ」です。
ほかのサビアンシンボルを見てみると、
太陽・獅子座2度「おたふく風邪の伝染」
月(OOB)・水瓶座2度「予期されなかった雷雨」
金星(ルーラー)・乙女座3度「保護をもたらす二人の天使」
木星・魚座1度「公共の市場」
ASC・天秤座26度「互いに入れ替わる鷹と大きな白い鳩」
サビアンシンボルを見てみると、太陽と月の軸では「予期していなかった突発的な出来事」のようなイメージがあるようです。