1年おきに見ていくシリーズです。
今日は、4年目で、1979年です。ソーラーリターンは、1979年8月3日の6時38分です。
プログレス（1日1年法）で見ていくと、1978年（生後3日目）は、金星逆行開始で、1979年（生後4日目／1975年8月7日・20時58分）は、新月（獅子座15度）になっています。
プログレスで獅子座15度の新月
その新月図を見てみましょう。
作成：Star Navigator | ARI 占星学総合研究所
射手座海王星・1室木星が強調されるホロスコープ
ASCは魚座27度。MCは射手座28度です。
チャートルーラーは海王星（逆行中）で射手座10度です。
1室に木星（牡羊座25度）で、OOB天体はありません。
ファイナル・ディスポジターは、獅子座15度の太陽です。
海王星と木星がミューチュアル・レセプションの状態になっています。
チャートルーラーが海王星で射手座にあり、1室に木星があることから、海王星と木星の強調のようにも見えます。
海王星と木星はともに支配星でもあるので、魚座の強調とも取れます。
新月との目立ったアスペクトはありませんが、25度から30度にかけて星が多いのがわかります。
水のサイン・・土星・蟹座26度／ドラゴンヘッド・蠍座27度／ASC・魚座27度
土のサイン・・火星・牡牛座26度／ドラゴンテイル・牡牛座27度
火のサイン・・木星・牡羊座25度／MC・射手座28度
風のサイン・・天王星・天秤座29度
ASCやMCも併せてみると、土星・ASC・ドラゴンヘッドで水のグランドトラインができていて、火星とドラゴンテイルがコンジャンクションになっています。
また、木星と土星はスクエアになっています。
獅子座15度のサビアンシンボルは「山車」です。
お祭りの中心、目立つ存在というような印象がありますね。
トランジットのホロスコープ
トランジットのホロスコープは、獅子座ステリウムになっています。
ネイタルの太陽の周りに、トランジット天体4つ（太陽、水星、金星、木星）とネイタル天体2つ（水星、土星）があり、にぎやかな感じになっています。
目立つアスペクトは、1室にあるネイタル金星とトランジット土星のコンジャンクションです。ネイタルのベネフィック（吉星）に土星がコンジャンクションしてくる時は、どちらかというと悪い意味で、ネイタルの良い面を土星が圧迫するという意味になっていきます。
トランジットの双子座火星はOOBになっていて、ネイタルの木星、天王星のオポジションを調停する位置にあります。
幼い頃なので、記憶があいまいなのですが、この時期はたしか家庭の雰囲気があまりよくなかった記憶があります。
プログレスのホロスコープ
生後4日目のホロスコープです。
ネイタルとの違いは、月が60度ほど移動していることぐらいですが、実際には、金星が順行から逆行に転じています。
この時点で、逆行している惑星は、金星と海王星になります。
プログレスでいうと、1979年にあたるときに冒頭で見た獅子座15度の新月になります。
ソーラーアークのホロスコープ
1979年の動きではないのですが、前後の動きを見てみると、
1977年 天王星・蠍座イングレス
1981年 木星・牡牛座イングレス／土星・獅子座イングレス
という動きがあります。
1979年はその真ん中のころになります。1982年は6歳の時で、小学校に入学する年になりますが、引越しした年でもあります。なかなか大きな動きのある年だったと思います。
