クロノスとカイロス

西洋占星術のホロスコープ読みを中心とした占いのブログ

【21年目】1996年8月2日(9時19分)のホロスコープ

今回は、21歳の時期のホロスコープを見ていこうと思います。

読み返してみると、ホロスコープを使った自分史みたいになっていて、自分では楽しめているけど、読んでいる人は、こんな人生の人もいるんだな、と思われるのかもしれません。

1994年4月に大学入学、95年で2年生、96年で3年生となるはずですが、2年の前期までしか大学に行かず、そのあとは実家に帰って、この先どうしようかな、と思っていて、とりあえず、父がやっている会社で働きはじめた時期でした。
最初は大変でしたが、ある意味で安定していて経済的にも恵まれていた時期といえます。

世の中の出来事でいうと、1994年の総理大臣は細川護熙という人で、日本新党とさきがけという政党が連立して政権を作っている時期でした。日本の世の中も変革期という感じの時期です。
1995年は社会党村山富市という人が総理大臣で、自社さ政権というのが出来ていました。95年1月には阪神大震災、95年3月には、地下鉄サイン事件という事件がありました。

 

トランシットのホロスコープ

私のネイタルのホロスコープは、双子座10度に月、獅子座10度に太陽と水星、天秤座8度に冥王星、射手座10度に海王星と、火と風のエレメントのサインの10度近辺に星があります。
分解してみると、
(火のエレメント) 獅子座10度・射手座10度
(風のエレメント) 双子座10度・天秤座8度
に星があります。なので、
牡羊座10度に星がくると、火のグランドトライン

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水瓶座10度に星がくると、風のグランドトライン

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が形成されます。

この1996年の時期はトランシットの土星牡羊座10度近辺にくるので、火のグランドトラインが形成されます。

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火のグランドトラインというと直感が冴える時期みたいなイメージですが、全然そんなことはなくて、大学を辞めた後の鬱々とした時期だったなあ、と思います。

獅子座太陽、牡羊座土星、射手座海王星という組み合わせがよくないのかなと思いますが、確かにバラバラな感じの星のアスペクトではあります。
太陽と土星は、自我に対するプレッシャーとか新しい段階への試練
太陽と海王星は、理想や夢
土星海王星は、境界があるものとないもの、理想・夢と現実
という感じの意味になります。

太陽と土星アスペクト「試練の時期」・・大学中退
海王星土星アスペクト「現実の世界と宗教的な世界」・・宗教と現実
太陽と海王星の「理想や夢」・・理想への模索の時期

と解釈することもできます。

 

プログレスのホロスコープ

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プログレスでみると、ASCに逆行中の金星があります。
ASCに金星がのると、容姿が優れているというような意味になるようです。
太陽が乙女座入りしていて、ASCや乙女座を強調しています。
乙女座は、獅子座の自己、自我、形のない情熱的なもの、火のエレメントを、目に見える形の現実のものにするサインといわれています。また、6番目のサインということで、訓練の時期とも解釈できます。

トランシットでは、太陽と土星がトラインになっていて、「試練の時期」であることを示していましたが、プログレスの太陽も乙女座に入っていて、これからいよいよ大人に成長するための訓練の時期、という解釈もできます。

 

ソーラーアークホロスコープ

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ソーラーアークでみると、1995年に水星が乙女座入り、金星が天秤座入り、という動きに続いて、1996年は太陽が乙女座入り、月が蟹座入りという動きになっています。
96年は太陽、月というライツといわれる重要な天体が当時にサインを移動している年になるので、ある意味で人生の転機の時期といえるのかもしれません。

また、チャートルーラーである水星と、ネイタルのファイナルディスポジターである太陽が乙女座入りしていることで、やはり「乙女座」がテーマの時期になっているかもしれません。

 

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Defence-ImageryによるPixabayからの画像

 

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