9月16日に、第99代内閣総理大臣に菅義偉氏が選出されました。
ウィキペディアで見てみると、誕生日は1948年12月6日のようです。
早速ホロスコープを作ってみました。
① 出生時間は不明だが、月が絡むクリスタルというアスペクトになる可能性がある。
生まれた時間は不明なので、アセンダントとかハウスは使えませんし、月がらみのアスペクトも使えませんが、月がこの位置にあるとすると、月、金星、冥王星のTスクエアに、海王星、太陽の調停がが入るというクリスタル(クレイドルとTスクエアが重なった形)という星の形になります。
1つのオポジションに対して、強化するTスクエアと、レクトアングル2つのクレイドルがあります。本人に努力と根性を要求し、チャンスを与える配置と言えます。大成功者か野垂れ死ぬかというくらいの差が出て来る配置です。オポジションとなる感受点を良く見極める必要がありますし、Tスクエアの感受点にも要注意です。
② 火星と木星が山羊座でコンジャクション、蟹座天王星とオポジション、火星・木星・天王星がOOB(アウト・オブ・バウンス)
アスペクトも複雑な感じがしますが、赤緯を見ると結構すごかったです。
通常天体は赤道面の赤緯が23.26度以内にありますが 月、火星、水星、金星、冥王星、天王星、木星の割合でこの枠を超えることがあります
菅新総理大臣のホロスコープは、このOOB天体がかなり多いです。
普通の人は、OOB天体はないのが普通で、あっても1つか多くて2つですが、菅氏のホロスコープは惑星で3つあり、しかもコンジャクションしています。
火星(山羊座8度) 赤緯 -24.30 木星(山羊座5度) 赤緯 -23.34 天王星(双子座30度) 赤緯 23.56
小惑星パラスに至っては、赤緯-32.52です。 冥王星はOOBではないですが、赤緯23.19です。
赤緯でみると、木星と天王星は、コントパラレルの位置にもなっています。
火星は山羊座でエグザルテーションという高い品位(勢いのある状態)になりますが、逆に木星は、山羊座で、フォールという低い品位になります。 2020年12月22日に、木星と土星がコンジャクションしますが、このグレートコンジャクション(大会合)は約200年ぶりに、土のサインから風のサインに本格的に移動するという、大きな流れの変化でもあります。 木星、火星は山羊座(土のサイン)、天王星が双子座(風のサイン)で、それがにらみ合っているところをみると、今の時代を連想できるかもしれません。
ファイナル・ディスポジターで見てみると、山羊座火星、木星→乙女座土星→射手座水星→木星、蠍座金星→獅子座冥王星→射手座太陽・水星→木星、水瓶座月→双子座天王星→水星、となっていて、山羊座木星→乙女座土星→射手座水星のループになっています。(ファイナル・ディスポジターがない)
アスペクトで見ると、火星山羊座8度、乙女座土星7度で、オーブ1度でトラインを形成しています。
菅氏のホロスコープは太陽、水星は射手座にありますが、もっとも目立つ力のある惑星は山羊座火星という感じがします。
それを乙女座土星がサポートする形になっています。 強面、不愛想というイメージが私にはありますが、ホロスコープでみても、射手座、というイメージではないかもしれません。