2021年2月1日(午前0時)の惑星の位置と品位
太陽 水瓶座 デトリメント
水星 水瓶座 逆行
金星 山羊座
火星 牡牛座 デトリメント
木星 水瓶座
土星 水瓶座 オウンサイン
天王星 牡牛座 フォール
海王星 魚座 オウンサイン
冥王星 山羊座
2月1日(0:00)の時点で、水瓶座に4星が入っています。
また、水星は水瓶座で逆行しています。
水瓶座土星、魚座海王星がオウンサインになります。
水瓶座太陽、牡牛座火星はデトリメント、牡牛座天王星はフォールになります。
2021年2月の星の動き
2月 1日 23時 4分 金星 水瓶座入り
2月12日 4時 6分 水瓶座 新月
2月14日 土星 シャドウ入り
2月18日 4時11分 水瓶座土星・牡牛座天王星 スクエア
2月18日 19時44分 太陽 魚座入り
2月21日 9時43分 水星 順行開始
2月25日 22時11分 金星 魚座入り
2月27日 17時17分 乙女座 満月
土星シャドウは2021年5月23日からの逆行のシャドウ期間です。
赤色は、水瓶座ステリウムと関係する動き、青色は、水瓶座ステリウムが解消する動きです。
2月の注目点は、2月1日金星水瓶座入りからの水瓶座ステリウム(惑星5星集中)です。特に10日から12日までは、月も水瓶座に入ることから、惑星6つの集中になります。
この水瓶座ステリウムは、2021年の星の特徴でもあります。
1月31日水星逆行開始、2月1日金星水瓶座入り
1月31日に水瓶座で水星が逆行し始めます。
逆行せずに、そのまま魚座に抜けていくと、水瓶座ステリウムも4つから5つの星の集中になりますが、水星が逆行することによって、より迫力が増します。
さらに、翌日の2月1日には、金星が水瓶座入りします。
金星が水瓶座入りすると、水瓶座に5星(太陽、水星(逆行)、金星、木星、土星)が集まる、水瓶座ステリウムになります。
2月10日10時20分から12日16時23分までは、月も水瓶座に入るので、6星の水瓶座ステリウムになります。
前回の水瓶座ステリウムは、1962年2月に起こっているのですが、その時は、「キューバ危機」が起こっています。
2月18日 土星と天王星がスクエアを形成
2月18日に土星と天王星がスクエアを形成し、その後に、太陽が水瓶座から魚座に移動します。
土星と天王星のスクエアは、社会や組織、規範などを表す土星に対して、変革、革新をあらわす天王星が、厳しい影響を及ぼすことを意味しています。
なので、2021年2月前後に、現在の社会体制や規範意識に対して、何らかの変化があると占うことができます。
水瓶座ステリウムのクライマックスを、土星と天王星のスクエアが締めくくるようなイメージができます。
水瓶座ステリウム後、星が魚座に次々に移動
2月18日に太陽が魚座に入り、 25日には金星も魚座に入ります。
3月には、水星が魚座入りし、5月には木星も魚座に入ります。
木星が魚座に入ると、魚座の支配星である海王星と副支配星である木星が魚座に入ることになります。
この動きは、木星が魚座に入る5月14日から7月28日まで(6月21日から逆行)です。
本格的に魚座に木星が入るのは、2021年12月29日になります。
山羊座の神話
山羊座の神話では、山羊座のモチーフになっているパーンという牧神はヘルメス(水星の神)の子で、上半身が人間で、下半身が山羊だったのだそうです。
神々が宴会を開いているところに、デュポンという巨人の神が攻撃をしてきて、あわてて神々が逃げていく際に、パーンも川に逃げ込もうと魚に変身しようとしたのですが、慌てていて、下半身だけが魚になってしまった、というのです。
このパーンが慌てて半分だけ変身してしまったので、慌てて混乱する「パニック」の語源にもなっているのだそうです。
ちなみに、デュポンはオリンポスの神々(ゼウスを中心とした神々)から見ると、敵の神様で、ケルベロス、キメラ、ヒドラなどの父とされています。
木星が山羊座から急いででてきて、水瓶座を通り過ぎると魚座に入って、またすぐに水瓶座に戻る動きは、なんとなくパーンが急いで下半身だけ魚に変身してしまったところとイメージが似ている気がします。