繰り返し核兵器に言及するプーチン大統領
最近、ウクライナ情勢が緊迫化しているというニュースをよく見かけます。
ことの経緯は2014年のクリミア危機にさかのぼるのですが、話を簡単にすると、ウクライナには、経済を優先してEUに入って西側の仲間入りしたいという勢力と、もともとのロシア勢力圏にとどまりたいという勢力があって、その紛争が拡大して、それにロシアやEU、アメリカがそれぞれの勢力を支援する、という流れがあるようです。
この2014年のクリミア危機のあとにプーチン大統領は、「核使用を本気で検討した」とインタビューで答えています。
最近のニュースでも、プーチン大統領は核兵器の使用について言及しているようです。
2018年のニュースでも、このようなものがありました。
プーチン大統領は1つのシステムについて、「探知されにくい低空飛の巡航ミサイルは(中略)ほぼ無制限の射程距離に核弾頭を運ぶ。飛行経路は予想不可能で、何十もの迎撃システムをかいくぐることができ、既存のあらゆる防衛システムに対して、そしておそらく未来の防衛システムに対しても『無敵』だ」と語った。
出典:BBCニュース
北朝鮮も、低空の軌道で飛ぶミサイルや、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の実験を繰り返し行っているところを見ると、このプーチン大統領の発言と同じようなことを行っているように見えます。
経済力や軍事力では、ロシア、中国、北朝鮮などの国はアメリカやEUにはかないませんが、核使用を含めれば対抗できると考えているのかもしれません。
2023年3月に冥王星は水瓶座入り
ここで占星術の話に戻したいと思います。
2023年3月24日に、冥王星は水瓶座に入ります。その後逆行して山羊座に戻ったり、水瓶座に入ったりという動きを繰り返して、完全に水瓶座入りするのが2025年5月5日です。
まず、冥王星が移動する水瓶座の支配星は、天王星です。
天王星の守護神はウラノスという神で、土星の守護神クロノスの父親です。
ちなみに、ウランという放射性物質がありますが、これは、天王星が発見されたのと同時期に発見されたので、天王星の守護神ウラノスにちなんで、「ウラン」という名前を付けているのだそうです。
そして、冥王星です。
冥王星の記号は、♇ というもので、これはPとLを組み合わせものです。
PとLは冥王星の守護神プルトーにちなんだもので、このプルトーにちなんで名づけられた放射性物質はプルトニウムです。
ちなみに、プルトーは、ギリシャ神話のハデスと同一と考えられています。
こう見てみると、水瓶座も冥王星も、両方とも核物質の名前と共通しているところが興味深いですが、もしかして・・・・と思いました。
占星術的には、この星の動きから、核物質や、核兵器が連想できます。
このミサイル開発や、ウクライナ紛争、米ロ、米中の対立はもしかすると、最終的には核戦争に行き着くのかもしれません。
SpaceX-ImageryによるPixabayからの画像