望 11月30日 18時30分
下弦 12月08日 9時37分
朔 12月15日 1時17分
上弦 12月22日 8時41分
望 12月30日 12時28分
ASC 牡羊座28度 ルーラー
火星 牡羊座27度(12室)
月は蟹座9度(3室)、太陽は山羊座9度(9室)です。
月と水星(山羊座15度)がOOBです。
山羊座ー蟹座軸がOOBと満月で強調されているように見えます。
12月22日のグレート・コンジャクション後の満月ということで、山羊座の達成というようなものを表しているのかもしれません。
アセンダントとルーラーの星が合になるのは、かなり珍しいかもしれません。
火星の強さが際立つホロスコープです。 1室に天王星(牡牛座7度)があります。
土星が水瓶座に移動したので、ファイナルディスポジターが土星という状況が変わっていきます。
天王星が牡牛座にあるので、しばらく「金星」がポイントになりそうな配置です。
土星→天王星→金星→木星→天王星というループの形で、火星、月、海王星がエスケープです。
ファイナル・ディスポジターがない形になるので、漂流するようなイメージかもしれません。
人間には見えない予定調和
太陽 山羊座9度 ハープを運ぶ天使
不可視のもの ハープ=調和
天使=自然界の法則
「自然界の法則に調和する、自然界の時間の流れにシンクロする」という流れになりそうです。
天使は目に見えない存在でもあるので、人間には目に見えない調和の法則、共時性(シンクロニティー)や、「必要なものなら必ずやってくるはずだから、あわてることはない」というようなメッセージを含んでいるように思えます。
無防備な子供、大きな歴史の中での意味の再教育
月 OOB 蟹座9度 水の中の魚へと手を伸ばす小さな裸の少女
「水の中」へ手をのばす少女は、自分も水の中に手をいれて、その魚を理解しようとする、という解釈ができます。「自然と人間の間の相互交流」
水星 OOB 山羊座15度 病院の子供病棟にあるたくさんのおもちゃ
月と水星がOOB天体になりますが、両方のサビアンに共通しているのは、「小さな裸の少女」「病院の子供病棟」など、無防備な子供、というもののようです。
松村潔先生の「サビアン占星術」では、「大きな歴史観から人間性を考え、子供の教育や人間の情操、知性に対する客観的な再教育」と書かれています。
現在、流行しているコロナウイルスの大きな歴史の流れの中での意味や、それに対する人間の反応、歴史の中での人間の位置づけについての再検討、というような意味とも考えられます。
12月22日にグレート・コンジャクションが風のサインで起こるという、約200年に一度の変化(ミューテーション)が起こっているところからも、大きな歴史の中での意味、という感じがします。
火星 ルーラー 牡羊座27度 想像の中で復活された失われた機会
このサビアンシンボルも、意味が理解しづらい、解釈の難しいものです。
人生の成功や失敗もということに関しても、解釈次第では成功と思えたことが実は失敗で、失敗と思えたものが実は成功だったということに気づく。
どんなものにも不動の価値が備わっているわけではない。
意味を与えるものと与えられるものの関係だけが存在する。
この火星は12室にあって、隠れたものを意味していることもあり、太陽のサビアンシンボル( ハープを運ぶ天使)と合わせて考えると、目に見えない法則を軸に、起こったことに意味を与えなおす、という解釈もできます。
これまでの流れ
9/22 秋分 心を開放する
10/17 天秤座新月 目に見えないもの(幻想的、霊的、スピリチュアルなもの、無意識)、救済
10/31 牡牛座満月 目に見えない力が逸脱したものを引き寄せ、常識の枠を超えていく
11/15 蠍座新月 調整が終了する。我が道を行く(常識を超える)、目に見えない世界の力が現実世界に降りてくる
11/30 双子座満月 目に見えない世界の力が現実世界に降りてくる
12/15 射手座新月 目に見えない世界に関する秘密の知識。山羊座的な価値観(組織、社会)の取捨選択
12/30 蟹座満月 予定調和。シンクロニティー。意味を与えるものと与えられるもの