11月19日は、月食でした。
この部分月食は、結構大きくて、皆既月食に近い月食だったようで、肉眼でもはっきりとかけているのがわかりました。
さて、占星術的には、古来から蝕は、凶兆として知られています。
この蝕が見ることができる地域が、占星術的な意味での蝕の影響を受ける地域と考えられているようです。
この蝕(日蝕、月蝕)はだいたい年2回の割合で起こります。
国立天文台のサイトで、日蝕、月蝕の一覧表を見ることができます。
占星術的な意味で蝕の解説をしている書籍などは少ないのですが、蝕が起こったサインやハウスの象意のものを、「一時的に失うが、そのあとに取り戻す」という解釈が一般的なようです。
11月19日は、牡牛座28度の満月で月食でした。
(ちなみに、月食は必ず満月の日に起こります。日食は必ず新月の日に起こります。)
なので、牡牛座的なもの、物質的な豊かさ、美などを失う、というような象意になってくるようです。
また、私は牡牛座は9ハウスになるので、月的な意味(個人的な感情、私的な意味)で、宗教に関係するもの、秘教に関係するものを失う、という象意になってきそうです。
月食は喪失する不安感のうえに牡牛座の月出帯食
— 辰巳(たつみ) (@divinus_jp) 2021年11月19日
「持っていないもの」「欲しかったけど、手に入れられないもの」「持ってると思ったけど、持っていなかったもの」という「持っている・持ってない」というテーマがとても大きくなると思います。
牡牛座 満月 月食 2021年 https://t.co/n3hkBXkntx
一つ驚いたのが、来年は、11月8日(20:03・皆既月食)に月食があるようなのですが、その日はなんと天王星食も同時に起こるということです。
2022年最新新月・満月カレンダー | 新月の願い事navi
19:47に部分食終了。月はほぼ元の姿に戻っています。
— アストロアーツ (@AstroArts) 2021年11月19日
ライブ配信をご覧くださった方、「星空ナビ」アプリなどで「見えた/見えなかった」報告をくださった方、ありがとうございました!
次に日本で見られる月食は来年11月8日の「皆既月食 with天王星食」。来年のダイアリー・カレンダーで要マーク。 pic.twitter.com/3cQ9pk4lMZ
このところのホロスコープでは、牡牛座の天王星が目立つ位置にあることが多いのですが、太陽、地球、月、天王星が(三次元的に)一直線上に並ぶということを意味しています。
ホロスコープを作って、星の赤緯を見てみると、この星の列に水星も加わるようで、太陽ー水星-地球-月-天王星の5つの星が直線上に並ぶ日になるようです。
ホロスコープ作成:Star Navigator | ARI 占星学総合研究所
2022年11月8日(20時3分、東京・プラシーダス)で、牡牛座満月・月蝕(皆既月食)のホロスコープです。
満月は牡牛座17度で起こり、太陽は蠍座17度にあります。
ASCは蟹座10度、MCは魚座23度です。
チャートルーラーは、月です。
火星が赤緯24度台でOOB天体になっています。
アスペクトを見てみると、太陽・水星-月・天王星のオポジションと水瓶座土星がTスクエアの形になっています。
占星術的に解釈すると、牡牛座的なものを、月的な意味、天王星的な意味で一時的に失うと解釈できます。
サビアンシンボルを見てみると、牡牛座17度は「剣とたいまつの間の戦い」というものです。
歴史的にみると、秋は、株価の暴落が多い季節になっています。もしかすると、経済的な混乱などを暗示しているのかもしれません。
Michaela WenzlerによるPixabayからの画像