午前中に水星が獅子座に移動します
7月28日は水星と木星に動きがある日になります。
10時8分に水星が獅子座にイングレスします。
この水星獅子座イングレスは、ディスポジターの流れを変えます。
2021年7月28日10時8分(東京・プラシーダス)水星・獅子座イングレス図のホロスコープです。
作成:Star Navigator | ARI 占星学総合研究所
ASCは天秤座11度。チャートルーラーは金星で乙女座8度にあります。
1室に星なしで、OOBもありません。
このホロスコープをみて、ディスポジターを考えてみると、山羊座冥王星ー水瓶座土星ー牡牛座天王星ー乙女座金星ー獅子座水星ー獅子座太陽、という流れになり、これまでファイナル・ディスポジターを決めるカギになっていた月の影響力がなくなります。
ディスポジターは太陽で、魚座海王星は木星と月と従える形になります。
ただし、同じ日に木星は水瓶座に移動します。
夜には木星が水瓶座に
では、次は、逆行中の木星が水瓶座に入る時のホロスコープを見てみます。
2021年7月28日21時43分(東京・プラシーダス)木星(逆行)・水瓶座イングレス図です。
作成:Star Navigator | ARI 占星学総合研究所
ASCは、牡羊座11度で、チャートルーラーは火星、獅子座30度にあります。
1室に天王星(牡牛座15度)があります。OOBはありません。
ディスポジターを見てみると、午前中に魚座海王星の列に入っていた木星と月がそれぞれ水瓶座と牡羊座に移動し、魚座海王星だけが単独で存在する形になりました。
ファイナル・ディスポジターは太陽です。
火星・木星、太陽・水星・土星がアスペクト形成
アスペクトを見てみると、水瓶座30度にある木星(逆行)と獅子座30度にある火星がオポジションになっています。正確にオポジションになるのは、7月30日です。
闘志(火星)の拡大(木星)という意味になりますが、オポジションなので、その闘志の拡大がリスクの高いことであることを示しています。
また、土星(逆行)と太陽、水星もオポジションを形成しつつあります。
太陽、水星、土星の動きを見てみると、8月1日に太陽と水星がオポジションを形成し、8月2日にそれぞれ土星とオポジションを形成します。
2021年8月2日のホロスコープ(東京・ソーラーサインハウス)です。
獅子座11度の太陽、水星、水瓶座11度の土星がオポジションを形成します。
水星獅子座イングレス図のASCは天秤座11度、木星(逆行)水瓶座イングレス図のASCは牡羊座11度で、「11」という数字がよく出てくる気がしました。
「11」は「テンションの高い実験性」という意味があるそうです。
サビアンシンボル「11度」の解説(意味・特長・読み方) | 魔女っ子の12星座占い
太陽と土星のコンジャンクションは、伝統的には「不運」「試練」と解釈されます。
水星と土星のコンジャンクションは、「現実的思考」などの解釈になりそうです。
流れをまとめると、次のようになります。
7月28日 水星獅子座入り、木星水瓶座入り
7月30日 木星と火星がオポジション
8月1日 太陽と水星がコンジャンクション
8月2日 太陽と土星がオポジション、水星が土星とオポジション
「闘志の拡大」「実験性」「試練」「現実的思考」などのキーワードがありそうです。
beate bachmannによるPixabayからの画像