前回の、「P」ポジションに続いて、今日は、「A」のアスペクトと「C」コンジャンクションを見てみました。
２ アスペクト
星同士のアスペクト
インド占星術のアスペクトは、西洋占星術とはちがって、度数ではみません。どのハウスに入っているかとハウス同士での位置でのアスペクトを見る形です。種類も、オポジションとコンジャンクションしか見ないようです。
ただし、火星、木星、土星はそれぞれ特別にアスペクトする場所があります。
火星は、4番目（12室）と8番目（4室）のハウスとアスペクトを形成する
木星は、5番目（1室）と9番目（5室）のハウスとアスペクトを形成する
土星は、3番目（2室）と10番目（9室）のハウスとアスペクトを形成する
というふうに見ます。
私のホロスコープで見ると、オポジションはないのですが、火星、土星、木星だけのアスペクトはほぼ全部で形成されます。
火星（9ハウス）→太陽、水星、土星（12ハウス）：凶星の影響をうける
木星（9ハウス）→金星（1ハウス）：吉星の影響をうける
土星（12ハウス）→木星、火星（9ハウス）：凶星の影響をうける
さらに、ハウスとのアスペクトも見るようで、結構複雑です。
アスペクト / 簡易レファレンス / インド占星術 -東西占星術研究所-
ネットでちょっと調べたのですが、アスペクトの影響は、生来的な吉星か凶星かで判断するようです。
なので、1ハウスの金星は木星のアスペクトを受けるので、とてもよい（吉の意味が強まる）のですが、火星からアスペクトをうける太陽、水星、土星は、よい意味が減殺され、凶星はさらに悪い意味になりそうです。また、火星の「攻撃性」という影響をうけるようです。
9ハウスの火星と木星は、12ハウスの土星影響をうけて影響力が減殺されます。
ハウスの支配星とのアスペクト
インド占星術では、ハウスの支配星と支配星があるハウスとのアスペクトも見るのだそうです。
私のホロスコープ（一番上）では、5室（射手座）支配星が木星ですが、木星の特殊アスペクトで、5室から数えて5番目のハウス（9ハウス）にアスペクトするので、5室の支配星木星が、木星が在室する9室にアスペクトしていることになります。
なので、9室の木星は5室のよい影響を受けることになります。5室は「創造」を意味していているので、木星は「創造性」というよい影響を受けることになります。
9室木星自体も、5室にアスペクトしているので、いい影響がありそうです。
6室（山羊座）の支配星は土星ですが、12室に在室する土星とアスペクトを形成します。
6室は一般的には「奴隷」や「病気」を表すハウスなので、12室の土星はその影響をうける、というような感じです。12室の土星自体も、6室にアスペクトしているので、影響が強そうです。
アスペクトが集中するハウス
アスペクトが集中するハウスは、人生の上でのテーマになるそうです。
私の場合で見てみると、
太陽12ハウス→6ハウス
月10ハウス→4ハウス
水星12ハウス→6ハウス
金星1ハウス→7ハウス
火星9ハウス→3ハウス、12ハウス、4ハウス
木星9ハウス→3ハウス、1ハウス、5ハウス
土星12ハウス→6ハウス、2ハウス、9ハウス
となっています。
数を見てみると、1室は1、2室は1、3室は2、4室は2、5室は1、6室は3、7室は1、8室は0、9室は1、10室は0、11室は0、12室は1です。
アスペクトの数でみてみると、3つのアスペクトをうけている6室、2つのアスペクトをうけている3室、4室あたりです。
6室がテーマになるようです。。
３ コンジャンクション
PACDARESの3文字目の「C」です。この「C」はコンジャンクションを意味するそうです。
わたしのホロスコープでは、9室の火星と木星、12室の太陽、水星、土星がコンジャンクションです。
9室、12室もテーマになるようです。
6室と12室というとあまりよくないイメージがありますが、その辺が私のテーマになるようです。
まとめ
- アスペクトでは、12ハウス太陽、水星、土星は火星の影響、9ハウス火星は土星の影響、1ハウス金星は木星の影響をうけている。
- 5ハウス射手座の支配星（木星）と9ハウスの木星がアスペクトを形成して、9ハウス木星は5ハウスの影響をうける。
- 6ハウス山羊座の支配星（土星）と12ハウスの土星がアスペクトを形成していて、12ハウス土星は6ハウスの影響をうける。
- 6ハウスに3つ、3ハウスと4ハウスに2つのアスペクトが集まっている（ハウスの意味が強調される）
- 9ハウスと12ハウスでコンジャンクション（ハウスの意味が強調される）
