約1年間山羊座にいた木星
2019年12月3日から12月19日まで、約一年間、山羊座に滞在しました。
この1年間で最大の出来事といえば、やはり「コロナウイルスの流行」でしょう。
去年の12月の下旬に「中国の海鮮市場で伝染病が広まっている」という小さなニュースからはじまった新型コロナウイルスの感染でしたが、まさか1年後にこんなふうになると予想できた人はいなかったかもしれません。
ただ、2020年1月に土星と冥王星のコンジャクションが発生しているのですが、これは社会的な変事を意味しているのだそうです。
私もブログで、土星と冥王星のコンジャクションについて書いたのですが、あらためて見てみると、土星と冥王星のコンジャクションどころか、そこに太陽と水星と小惑星セレスがコンジャクション(山羊座23度)になっていました。
改めてみるとすごいホロスコープです。
木星水瓶座のイングレス図
山羊座(フォール)→水瓶座→魚座(ドイサイル)と少しずつ状態がよくなっていく感じの動きになります。
2020年12月19日から2021年5月14日まで
2021年7月28日から2021年12月29日まで
2021年の惑星の動きと逆行スケジュール(占星術) - 献立田中 WEB LOG
2020年12月19日22時8分(東京・プラシーダス)のホロスコープを作成してみました。
ホロスコープ作成: Star Navigator | ARI 占星学総合研究所
アセンダントは、乙女座10度。
チャート・ルーラーは水星で、射手座28度です。
OOB天体は水星で、赤緯 -24.82度
水星がチャートルーラーでOOBなので、力が強い星です。
チャートルーラーの水星(射手座28度)と太陽(射手座29度)が4室にあります。
4室は家庭をあらわすハウスなので、この木星・水瓶座期間は、家にいることが多い、とも読めます。
サビアン・シンボルは
射手座28度(チャートルーラー水星)
美しい流れにかけられた古い橋
(生活に必要な必要最小限の創造と自然との調和)
射手座29度(太陽)
太った少年が、優雅な郊外の通りに面した自分の家の芝生を刈っている
(太った少年は、贅沢さと放縦さを暗示している)
このサビアンシンボルは、太った少年が、芝を刈ることで、自然と社会生活(健康や庭園の管理)の両立を図る、という解釈も見受けられます。
ただ、自分の家の芝生=「自然」と解釈するのは難しいと思いますし、29度は葛藤の度数、いわゆる「涙の度数」です。
射手座で手に入れた価値観を取捨選択する度数ということになりますので、「両立」するのではなく、手に入れた何かを「捨てる」ということになるかもしません。
次のサインが、社会を表す山羊座であることを考えると、「芝生を刈る」=自分の物を管理する、社会全体に調和するようにする、というふうにも考えられます。
つまり、「物質的なぜいたくさ、放縦さ」と「調和」の対立とみることもできます。
射手座28度(美しい流れにかけられた古い橋)と射手座29度(太った少年が、優雅な郊外の通りに面した自分の家の芝生を刈っている)は、「自然との調和」と「人間生活のレベル」との関係を表している、とも言えるので、この1年のテーマになってくるかもしれません。
2021年の木星
木星の詳しいこれからの動きです。
水瓶座から運行して、5月14日に魚座に入り、逆行して7月28日に水瓶座に戻ります。
10月18日から順行に戻り、12月29日に魚座に再度入ります。
2021年6月21日 魚座2°11′
2021年10月18日 水瓶座22°19′シャドウ期間
3月27日~6月21日
10月18日~2022年1月9日