クロノスとカイロス

西洋占星術のホロスコープ読みを中心とした占いのブログ

シンクロニティーを感じる出来事

サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ

先日、読書メーターで見て、「まんが訳 酒呑童子絵巻 (ちくま新書)」を読みました。

 

まんが訳 酒呑童子絵巻 (ちくま新書)
 

 

この本は、絵巻物を漫画みたいにして、物語を伝える、という形式をとっていて、漫画形式なので、とても読みやすいし、もともとの絵巻物の雰囲気も味わえるし、で一石二鳥の本なのです。

 

酒呑童子という言葉は聞いたことあるけど、どういう話なのかは知らない、という方にはお勧めです!

この本には、酒呑童子(正しくは「酒天童子」らしい)のほかに、道成寺縁起」「土蜘蛛草子」という話も収録されています。

 

道成寺縁起は、安珍清姫の物語で、このお話も、なんとなく聞いたことはあるけど、話の内容は知らない、という方が多いんじゃないかと思います。

 

www.dojoji.com

 

道成寺さんのサイトにも、絵巻物付きで解説がありますが、これに吹き出しがついて漫画みたいになっているのです。

 

サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ

で、昨日の晩にちょっとテレビをつけてみると、NHKで「道成寺縁起」の能がやっていました。

読んだばかりの本の内容と同じ話を聞いたりする、シンクロにティーだなあ、と思ったのです。

 

また、先日、こういうこともありました。

ギリシャ神話の本「四つのギリシャ神話―『ホメーロス讃歌』より (岩波文庫 赤 102-6)」を読んでいたのですが、デメテル讃歌の中にこういう部分があります。

 

「神々の下したもうことは、いくら重荷と嘆こうとも、耐えるのが私たち人間の務め。神々は人間にはるかに勝るものなのですから。」(21ページ) 

 

 

最近は、自分の人生は、自己決定できる、という考え方が主流なのですが、千夜一夜物語など、数百年前の物語の中では、人間の運命は神が決める、人間は運命に逆らって生きていくことはできない、という内容の言葉が数多く出てくるのです。

おそらく、今の人生観や死生観と決定的に違う部分じゃないかな、と思います。

 

そこで、またシンクロニティーの話なのですが、この話を読んだ次の日に、またNHKで、山本周五郎さんの自伝ドラマが、六角精児さん主演で放送されていました。

 

www2.nhk.or.jp

 

その中で、山本周五郎さんの最後の作品となった「ながい坂」という小説の中の一説が引用されていました。

 

「人間の仕事は、運命をただ黙って受け入れること。忍耐して受け入れること、それが唯一の仕事と言ってもいい」

うる覚えですが、だいたいこんな感じの言葉が引用されていました。

同じような意味の言葉を何回も聞くと、天からのメッセージなのかなあ、という気もしてきます。

 

山本周五郎先生の名言を調べてみたのですが、心に沁みるいい言葉が多かったです。

下記リンクにいろいろ載っています。

 

earth-words.org

 

blog.livedoor.jp

 

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