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ホメロスの「イリアス物語」とドローンの語源

ホメロスの「イーリアス物語」を読んでいます

先日から、ずっと読みたかったホメロスイーリアスというトロイヤ戦争(ギリシャとトロイヤの戦争)の物語を読んでいます。

 

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rinkotoさんによる写真ACからの写真 (トロイヤ遺跡遠景)

 

 トロイヤ戦争とか、トロイの木馬アキレウスオデッセウスなどの言葉はなんとなく聞いたことはあるけど、どんな話かは知らない、という方が多いのではないでしょう。

だいたい海外の古典の本は、難解で読みづらいものですが、岩波少年文庫の本で読んでいるので、読みやすいです。海外の古典は読んでみたいけど、難しいからなーという方は、岩波少年文庫はお勧めです。

 

ホメーロスの イーリアス物語 (岩波少年文庫)

ホメーロスの イーリアス物語 (岩波少年文庫)

 

 

サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ

 

「ドローン」という名前のスパイが登場する。

途中まで読み進めると、ちょい役で「ドローン」という人物が出てきます。

トロイヤのスパイで、夜陰にまぎれてギリシャ軍の偵察に行って、ディオメデスとオデッセウスとあっけなく殺されてしまう、という人物です。

 

ja.wikipedia.org

 

もしかして、ドローンの語源って、イリアスからきてるのかな、と思って、ちょっと調べてみました。

① ドローンには、雄のハチという意味がある

ドローンとは?ドローンの語源など素朴なギモンを簡単解決!

 

② もともとイギリスの訓練用の無人機「ターゲットドローン」が由来

ドローンの由来は?興味深い意外な歴史 | DRONE BORG

 

ちなみに、「イーリアス物語」(岩波少年文庫)のドローンの解説は、次のようなものです。(368ページ)

 

ヘクトールギリシャ軍の野営陣地をさぐるためにつかわしたスパイ。逆にオデッセウスとディオメーデースにとらえられて、殺された。

ホメーロスの イーリアス物語 (岩波少年文庫)

 

最初読んだときに、なんでまた、こんな縁起でもない人物の名前を、商品名にしたんだろうか、と思ったんですが、もともと軍事訓練用の標的になる無人機だった、ということなら、話の内容として、なるほどなあ、という感じがします。

 

トロイヤ戦争はホメロスの創作だと考えられていた

トロイヤ遺跡といえば、シュリーマンが発掘したことが有名ですが、当初は、ホメロスの物語は、空想上のものと考えられていたのですが、シュリーマンがそれは実際の物語なのだ、という信念のもとに発掘して発見したのは有名な話です。

ja.wikipedia.org

 

イーリアス物語」のまえがきには、このような文章が載っていました。

 

ホメーロスがこれらの叙事詩を物語ったのは、いまからおよそ三千年もむかし―すくなくとも、トロイアが陥落してから四百年後のことでしたから、これらの叙事詩に耳をかたむけた人たちは、その物語についても、そこに登場する人物についても、よく知りつくてしていたことでしょう。

 

今から少なくとも3,400年前にこんな物語があって、それが語り継がれ、読み継がれているんだなあ、と思うと、人間の歴史の壮大さを感じます。